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From: shige@cskvax.csk.JUNET (Shigeki Yoshida)
Newsgroups: fj.kanji
Subject: KANJI code (Re: long char) (In KANJI)
Message-ID: < 513@cskvax.csk.JUNET> 
Date: 30 Jul 87 00:30:48 GMT
References: < 510@cskvax.csk.JUNET>  < 808@shpnar.sharp.JUNET> 
Reply-To: shige@cskvax.csk.JUNET (Shigeki Yoshida)
Distribution: fj
Organization: CSK corp., Tokyo, Japan
Lines: 68
Posted: Thu Jul 30 09:30:48 1987

article < 808@shpnar.sharp.JUNET>  で
	kos@shpnar.sharp.JUNET (神月) さんが:
> ところで、
> 	OSコード==ファイルコード
> ということでしょうか?

  そのつもりで使っていました。指摘されて気付いたのですが、
勝手に新しい言葉を使ってしまってすみません。(以前、共通の
認識をするために言葉は統一したほうがいいとか自分から言って
いたのに...反省しています)

> それと、もうひとつ気になるのですが、ローカルエリアネットワーク内
> (junetでの話ではありません。)の telnet や rlogin での通信コー
> ドどうされておりますか?
> それぞれ通信コードがファイルコードと一致しているならのファイルコ
> ードが異なる機種間では、どこかでコード変換しないといけないのです
> が。

  日本語UNIXの種類によっては、PTYでもコード変換している
ものがあります。そういうUNIXでは、TTYと同じく、stty
によって、コードを選択すればOKでした。

  CSKの日本語UNIX(JNIX)では、そこまではサポートして
いませんので、少し工夫がいります。

(このあとの話は、1ユーザーとしての立場で書いているつもりです。
  宣伝とか、会社を代表して、ではありません。そのつもりでお読み
  下さい)

  今私のSUNに載っているJNIXはEUC用です。当然新しく作る
ファイルなどはEUCで出来ます。しかし、EUC版に移ったのはつい
最近で、既存のファイルの大部分はSJISのままです。さらに、他の
SUNやVAXは、まだSJIS版のJNIXです。そして、他のSU
NとはNFSでマウントし合っていますし、VAXにはrloginで
きます。

  ここで2つの問題が生じます。

  1. NFSによるファイル、コマンドの共有の問題
  2. rloginの時のコード変換の問題

  私の解決方法は、
  
  a. NFSでマウントするのは、お互いにユーザーホームのある
	ディレクトリーだけにする。(コマンド、ライブラリーは共有
	しない)
  b. jshelltool、jcsh、jviに限って、
	SJIS版を名前を変えて残しておく。

  です。SJIS版のjshelltoolを使えば、多少弊害はある
ものの、EUCの環境でもSJISのファイルのエディットぐらいは
できます。また、rlogin時のコード変換も必要ありません。
  また、SJISの端末であれば、同様の事が出来ます。

  除々にSJISからEUCへファイルをコード変換していくつもり
ですが(ここでのコード変換とは、通信の時のではなく、ファイルと
しての物です)、同時にいろいろなPDSをEUC用に変更しないと
いけないのが大変です。(とりあえず、lessを直しました)

> とりあえずI/Oコードは、内部コード←→ファイルコード問題とは切
> り離して考えて良いのではということでしょうか。

  そうですね。しかし実際には上に挙げたように、この問題の方が
作業環境を整えるという意味では、差し迫った物になるのでしょうね。

-- 
(株)CSK・技術開発事業本部・商品開発部・吉田茂樹
					    shige@csk.JUNET
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