1. 演習1: シェルとPythonインタプリタの使用

1.1. 作業用ディレクトリの準備

  • 作業内容

    • ターミナルを起動し、今回演習を作業するためのディレクトリとして「~/prog1/ex1/」を作成し、そこに移動せよ。

    • 条件: ターミナル内で作業すること。

    • ヒント: プログラミング演習1で習った内容です。

  • 補足

    • レポートには、ターミナル上でコマンドを実行した様子と、「~/prog1/ex1/」に移動したことが分かるように、移動後にカレントディレクトリを確認した結果を掲載すること。

補足

  • Pythonの命令とUnixコマンドとを区別しよう。

  • ターミナルを起動した直後はシェルが応答している。シェル上ではUnixコマンド等を指定して実行することができる。

  • Unixコマンドと引数は必ずスペースを挟むようにしよう。例えば prog1 ディレクトリに移動するつもりで cdprog1 と書いた場合、コンピュータ(シェル)は「cdprog1というコマンドを実行しろと命令されたけど、そんな命令は知らない」ために実行できず、エラーを返してきます。cd prog1 のようにスペースを挿入すると「cdというコマンドにprog1という引数を与えて実行して欲しいんだな」と解釈してくれます。


1.2. 作業用ディレクトリの状態確認

  • 作業内容

    • 新規作成した作業用ディレクトリ「~/prog1/ex1/」にはファイルが一つもないはずだ。そのことを確認せよ。

    • 条件: ターミナル内で作業すること。

    • ヒント: プログラミング演習1で既に習った内容です。

  • 補足

    • レポートには、ターミナル上でコマンドを実行した様子を掲載すること。

補足

  • ターミナル上で今作業している対象は何なのかを意識しよう。

  • プロンプトが >>> ならば、今はPythonインタプリタが起動しており、Pythonの命令文だけを実行することができる。

  • ターミナルを起動した直後のプロンプト(username% username# が多いかな)ならば、今はシェルが起動しており、Unixコマンド等を実行することができる。


1.3. Pythonインタプリタを使ってみる

  • 作業内容

    • Pythonインタプリタを起動し、 print('test') を実行してからインタプリタを終了せよ。

  • レポートには、下記3点の様子を掲載すること。

    • ターミナル上からPythonインタプリタを起動する様子。

    • インタプリタ上でprint関数を実行する様子。

    • インタプリタを終了して、シェルに戻る様子。

補足

  • シェルとPythonインタプリタとを行き来する練習。どのモードにいるのかを意識しよう。