研究テーマについて
- 研究テーマについて
- 2005年度テーマに関する注意
- 2006年度テーマに関する注意
- 2007年度以降については、仮配属希望者へを参照下さい。
- 研究テーマについて
- どうせ研究するなら自分で楽しめるテーマについて考えるのが一番です.可能な限りどのようなテーマでもOK!(持ち込み大歓迎)の方向で考えていますが,場合によってはこちらの提示するテーマから選択してもらうこともあります.参考までに,興味のあるテーマ/キーワードは下記の通りです.また,過去に複雑研で携わったキーワードを列挙したFAQの4番も参考になるでしょう.
- メインキーワード:複雑系.群知能.人工知能,人工生命.自己組織化.創発.ゲームプログラミング.
- サブキーワード:自然言語処理.WWWコンテンツ.バイオインフォマティクス.
サブキーワードとは,キーワードそのものがメインというわけではなく,これらのテーマへの適用を通した人工知能・人工生命への理解という位置付けです.メインキーワードの「ゲームプログラミング」はサブに近いかもしれませんが,より興味度が高いということで(笑).
- WWWコンテンツの知的処理
Blogなページが増えてきました.ユーザの探したい情報を探すための方法や,RSS・TrackBackを使ったもう一歩先のツールなりプロトコルなりを考えてみませんか?
- 非同期型CAのデザインとその可能性
非同期型システムのモデリングの部分がメインで,別にCAに固執する必要は無いです.CAを選択したのは,同期型システムとの対比の面で都合が良いかな,と.
- コンピュータとのコミュニケーションを通した世界感の共有方法について
人間の持つ世界感をコンピュータに伝えるには?その逆は? コンピュータ自身が世界感を構築する必要は当然ありますが,それらの世界感をコミュニケーションにより相手に自分の持つ世界感を伝える手段が必要です.
- 碁を通した知的行動のモデル化
階層的な自己組織化システムベースの創発モデルを考えてみるのに良さそう.基本的に人工無能的なアプローチ(DeepBlueとか)は考えてません.
- 自己組織化の非集中型制御による大域的制御・・・?
(徒然妄想の「ヒトらしさ:自己組織化システム1〜その可能性」やそれ関連の記事より).イメージとしては,複数の自己組織化システムを内在するモデルの構築に近い.そもそも制御するようなものなのか?という疑問もあります(苦笑)が,人間はそれなりに制御して生きてるんですよね.
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- 2005年度テーマに関する注意
- 2004年11月18日の時点で,研究費獲得のために申請しているテーマが3つあります.良くも悪くも採択された場合,配属者にはどれかのテーマをやってもらう可能性があります.どれも NAiveLife とは遠い話題なのは悲しいですが,こういうテーマにも興味があるということで.詳細を聞きたい方は質問してください.
- 免疫的アプローチによるタンパク質配列解析に関する研究
- 時空間需要予測に基づくデマンドバスシミュレーションシステムの開発
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- 遠藤先生が申請している題材ですが,現M2の花木君の指導に大きく関わっていることもあり,協力研究者として関わる予定です.
- キーワード:デマンド配送問題最適化,マルチエージェント,ポテンシャル法,GA,(時空間)GIS
- キーワード:Blog,RSS,TrackBack,(時空間)GIS,インタフェース
- 2006年度版加筆
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NAive Life の研究を進めるべく,その第一歩として概念獲得を中心に据えた研究を進めていこうと考えています.コンピュータが概念を獲得するには何を解決する必要があるのか,それを用いた柔軟な思考(問題解決)に結びつけるにはどんなカラクリが必要なのか.そんな事に興味があるとうれしいですね!