2025年度開始に向けて

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授業資料の作成を進めています。去年から「データマイニング」の中でTrasnfomerまで扱っててそれなりに資料はあるのだけど「全体の見通しが悪い」「資料だけでは足りていない部分は口頭で補っている」というありがちな状況。そんなこんなで読みやすさも含めて全体的に作り直そうかと。特に各技術を解説するという部分ではなくて歴史的推移をあれこれ補う形で作成したい。

とはいってもゼロから作るのではなく。手元にある資料はそれなりにあるので、markdownで書いてあるものはそのままコピペしつつ、スライドになってるやつは1枚のファイルに結合した上で ChatGPT o1 さんに「解説上の誤りがあれば指摘した上で修正案を示し、最後に古典的NNからTransformerに至る過程をまとめてください」みたいにやることでたたき台の資料にはなる。誤ってる箇所やスキップしてほしくない場所、加筆により逆に見えづらくなった場所とか気になるところあれこれあるのでてこ入れは必要なんだけど大分楽ですね。

といいつつ、こういう作業をすること自体が深い理解に繋がることを考えると「私が資料を作成するのではなく、学生自身に作成させた方が良いのでは?」という気にもなる。ただ知識ない状態では判断できないからそこを出典確認しながらチェックする必要はある(=かなりの労力になる)ことを踏まえると「古典的NNからTransformerに至る過程」みたいな題材が大雑把すぎるのがネックか。