動機づけ面接

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禁煙したいとか到達したい目標があるけれども何かしらの要因で躓いてしまうというクライエントに対し、クライエントの中から動機づけを呼び覚まし、自ら行動を変えることを促進するようなカウンセリング方法を「動機づけ面接(Motivational Interviewing)」と呼ぶらしい。

このとき、カウンセラーのアプローチがどれだけ良いのか(悪いのか)を評価する指標がいろいろあるけど、代表的なものとしてMotivational Interviewing Treatment Integrity Code(MITI)というのがあるらしい。

基本的なやり方は、カウンセリング中の任意の20分間を切り出し(録音)、それを評価者が聞きながら、ある一定の基準に基づいたラベルを付けていく。各ラベルの出現頻度や時系列の流れ等から総合評価する、といった塩梅。ところが問題は、これをやるための評価者自体を教育するコストもそうだし、その後「音声を聞きながらラベルを付けていく」ので実時間かかってしまうのも高コスト。他にもあれこれ問題あるけどまずは手を付けやすいところからということで、一緒にやってみることに。いろいろ面白そうです。