楽しむための努力を惜しむと楽しみが無くなることもある
今日は朝からAO入試の1次面接で、あちこちから自己推薦で臨んできた高校生らと会うお仕事。1次面接では一般的な面接(志願理由聞くとか)に加えて、2週間後に行うプレゼン(自己推薦をアピールするためのもの)のテーマ設定が主な内容。学校推薦ではなく自己推薦なだけあって自分でスパっと内容決める生徒が多い気はします。一方で、資格試験みたいなもの(ある基準をクリアしたら誰でも合格取れる)とは違って合格人数には上限がある中での競争なんだという意識がやや薄いかなという印象の方が強いかな。ただ、これは「うちの*大学生*が就職活動する際の意識」でも薄さを感じることが少なくない(ごめんなさい。一応学生側から相談がある分には対応してます)ので、競争を甘く考えている人が多いだけの話なのかもしれない。
こういう「対策」は高校/クラス担当教員/就職指導担当等によっても大きく差が出て来ますが、普段から自分で考えて行動してない人は結局そのまま就職活動でもうまくいかないケースが少なくないという印象。印象であって統計的な証拠は無いですけど、そういう生徒/学生は書類読んだり面接したら分かるものだし。ということも含めて大学生の皆さんは全国どこでも「自分で考えて行動しよう」ということを繰り返し聞かされてるはずですが、その必要性が分からないか、場合によっては「そこまで行動しないと入社出来ない所に入る気がしない」のかなと想像します。それはそれで一つの選択としてアリなんですが、それなら高卒で働いた方が入学料も授業料も4年間という時間も払わずに済むんだけどなぁ。いくつかのケースから想像する限りでは「親を説得できない/したくないから入学した」というのも見かけるけど、うーん、自分の人生自体を楽しもうと思わない人にはどう接したら良いのか正直分からない。。
大学院入試の合格発表が出てたようです。合格した人は気兼ねなく研究に集中し、落ちてしまった人は気持ちを切り替えて次(別進路and/or2次募集)を目指そう〜。