(今の所)研究室配属時期前倒しに賛成してる学生が多い
例年だと10月末の卒研中間発表終わる頃から研究室紹介が始まり、希望聞いて調整し終えるまでに1ヶ月ぐらいかかって12月中旬?ぐらいには配属先が決定するというスケジュール。それを早めましょうということでざっくりスケジュール見積もってみると、研究室紹介自体を後期開始時〜授業開始前の間(10/1-2)に研究室紹介、その後2週間程度で希望確認、更に2週間で調整、できるとして10月末〜11月冒頭で決定できるというペースになるぐらい。例年と比較して1ヶ月半早くなるかな?
教員目線での配属を早めることのメリットは、、、
- 集中のし易さ: 4年次になってからの配属だと進路に関わらず就職活動or院試で時間が取られ、研究に集中できる時間が短くなりがち。これに対し、3年次は(授業以外は)インターンシップぐらいで比較的自由な時間が多く、集中できる。
- より早い段階での「研究」を体感: 4年間で卒業するケースだと、上記の通り実質的に「研究」に携われる期間が半年程度になることもあるため、面白さに気づく前に終わることもある。これに対し、早い段階から「研究室に配属=先輩の研究を見れる」場を用意することで、何をしてるのかを早いうちに体感できる。
- 就職活動時に研究話ができる: 4年間卒業(4年目4月〜10月での就職活動)でも、その時点である程度は研究のことを話せるようになる。
- 必要性から基礎勉強の充実: 基礎(数学・英語等)の必要性が理解できるため、授業or自習による基礎勉強の充実を期待できる。
あたり? 先輩が卒業するまでの時間が長くなるので引き継ぎもよりし易くなる、とかもあるかも。
逆にデメリットは、現状だと「単位」とは全く無関係なので、配属後にやるタスクが増えすぎると授業履修に支障が出ること。研究室毎に大きな差はでるだろうな。全くやらずに「まずは授業頑張れ」とかもあるかも。実際そうした方が良い学生がいることも確かではある。一方で、授業がつまらないから集中できずに単位取れない、という学生もいるのも事実。成績悪かったのに研究室配属後に覚醒()してあれこれ勉強し直す人ってのはそれなりにいるし。あと、学生からの意見として「後期の実験を受講することで希望先が変わる可能性がある(から早めない方が良い)」という話も。これはその通りだな。
1回目の意見徴収した時点では殆どが賛成。反対も勿論いるけど今の所は少数らしい。来週末までにどうしたいか決めようということにしたのだけど、どうなるかしら。