〆切直前あるある

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プログラミング1,2では授業冒頭に「今週のお告げ」と称して一言アドバイス的なことをしてるんですが、前回は「バックアップ」のお話。

バックアップのお陰で助かったことも、逆になくて泣いてた先輩後輩のこともいろいろ思い出すわけですが、「取って無かったけど、たまたまなんとかなった」こともありました。あれは心臓に悪かったな。

卒論最終発表日前日。1997年度のことで、Office出始めぐらいの時期か。PowerPointなんてなかった頃は、Tgifとかの描画ソフトでスライドに相当するものを書き、日本語に非対応もしくは対応パッチがうまく当てられなかった状態では、一旦テキストエリアを用意してファイル保存し、そのファイルをemacsで編集し直すみたいなことをしてました(遠い目)。それはそれとして、直接PC接続して投影するなんてこともまだレアケースな環境で、比較的多いのがOHPシートとかを投影する方式での発表スタイル。学会発表とかでもこういうスタイルが多い時期で、ノートPC持ち込みとかじゃなくて印刷したOHPシート持ち込み。人によっては授業みたいに「その場で話しながらOHPシートに書いていく」スタイルで発表する人もいたか。持ち込み忘れてシート買ってきて泣きながら書いてる人もいたな。

そんな時代だったんですが、発表日前日になってメインで使ってるPCが起動しなくなり。OHPシート含めて発表資料やらは印刷準備し終えてたので問題なかったんですが、研究関連データ諸々が参照できない状態になりました。発表会終了後にあれこれ試した結果、HDDを別PCに繋いでデータ吸い出すことはできてなんとかなったんですが、あれは心臓に悪かった。。

あれ以来、研究室のサーバ管理を先輩と一緒にやり、研究室全員のバックアップとかやるようになったんだよな。CD-Rに焼くためにファイル容量調整するのはめんどかったけど、後で泣くよりはということで年末年始シーズンとかにやってました。実際それで研究室サーバで、HDDすら参照できなくなったときに復旧できて助かったりしたし。

ということで、皆さん、バックアップは取りましょう。