複雑研全体ゼミの始まり
今学期の授業が始まって3週目途中していますが、日程調整に手間取って複雑研全体ゼミが今日開始しました。遠藤研・山田研・當間研・赤嶺研の4研究室合同でやってます。昔は何かしら専門書を輪読するだけでしたが、ここ数年は「卒業研究を1年間で終えるためのベース」についても話題提供的に示しています。例えば、、
- 輪読やゼミの目的。
- これまでの授業と違い、(指導教員が決めることもあるが)様々な点で自ら目標・計画立案して取り組む必要があること。後回しにし続けて後になってからデスゲーム突入してしまうのは避けよう。良くわからないならそのことを含めて先輩や教員らと相談しよう。
- 卒業研究では失敗して構わない。これまでにない新しいことに取り組むのだから失敗して当然。ただし「失敗しました」で終わるのではなく、何故失敗したのか、その失敗を踏まえてどう取り組めばよいのかといった「新たな知見」を報告できるようにしよう。
- 論文に関する基礎知識2016
- データベース検索、引用、被引用、掲載日。
- 論文読み演習。段落毎の繋がりからストーリーを想像しよう。書くときも段落構成を意識しよう。
- 高速で論文がバリバリ読める落合先生のフォーマットがいい感じだったのでメモ
- 『メッセージとストーリーのない発表はカスだ!』卒業論文・修士論文 プレゼンテーションの心得
こんな感じの内容。失敗を恐れる学生が増えてきてる気がする(主観)ので、失敗していいよという話はここ数年何度も伝えるようにしてます。これとは別要因で行動に移せない学生もいますが、それはそれとしてなにか考えよう。