専門書よりも最新論文読むほうが面白い?

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大学院生講義のデータマイニング論の話。

情報工学専攻だけではなく、機械工学とか他専攻の学生が受講に来ることもある(というかほぼいる)ということを考慮して、去年までは専門書輪読を優先して余った時間で論文輪読しようかというぐらいの時間割当をしてました。学生の希望取って調整してたんですが、結果として昨年度までは教科書だけになりがちで。これはこれで勉強になるんだけど。

大学院の講義でそれは物足りないよなということで、今年は教科書と論文の時間配分を半々にしてみてます。先週で教科書(の第1部が)終わったので、今週から論文読み。

IEEE/WIC/ACM International Conference on Web Intelligence (IEEE/WIC/ACM WI)
ACM International Conference on Web Search and Data Mining (ACM WSDM)
ACM Special Interest Group on Information Retrieval (SIG-IR)
IEEE International Conference on Data Mining (ICDM)
ACM SIGKDD Conference on Knowledge Discovery and Data Mining (ACM KDD)

論文としてこの辺りのトップカンファレンスでの、ここ数年のベストペーパーを選んでるからか、たまたまなのか、今日発表してたグループは教科書よりも楽しそうに紹介していました。ある程度の前提知識がないとということで教科書導入してるんだけど、なくしてみても良いのかな。