(Quiz/4年次) セミナー: 輪読

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目的ややり方は多種多様であるが,一般的に輪読とは

(大辞泉より)
【輪読】
数人が一つの本を順番に読んで解釈をし、問題点について論じ合ったりすること。「徒然草を—する」「—会」

というグループワーク形式で行われる勉強会の一つであり,「(主に担当者が)調査→解釈→整理→発表→(全員で)討論」といったプロセスで実施する事が多い.

大抵は参加者の理解度が低いものを勉強対象としており,それをグループワーク型で実施するため,例えば以下のような効果が期待出来る.括弧書きは一人でも可能であるが,他人とのインタラクションによりそれを強化出来るという意味で記載している.

  • (関連文献をサーベイする行為の定着.)
  • (大量の文献を対象とする事による俯瞰視点での捉え方.)
  • 他人の解釈・意見等を交えた討論で様々な考え方に触れる事による相乗効果.
  • 分かりやすく伝える(資料作成を含めた)プレゼンスキルの向上.
  • 分かりやすく伝えるといっても,限られた時間で終了する必要がある事から,時間を有効活用する工夫に関する自助努力の定着.
  • 解釈や討論を通した問題発見・課題設定力の育成.

上記を踏まえて,以下のクイズに答えよ.

  • 輪読担当時に工夫している事を述べよ.
  • 他の担当者の発表や,討論を通して得られた知見を述べよ.
  • これらの事を後輩にうまく伝えるためにどのような方法が考えられるか,検討せよ.

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