専門的なことは専門家に聞く

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今日はちょっと集中力切れ気味のお疲れモード。週明けにやるマスターズ(FANシンポジウムに向けた発表練習)の予稿眺めて気になる点を列挙してました。読みにくい論文もあって「時既に遅し」ではあるけど、次回に向けてコメントはしてあげないと。もっと手間暇かけて指導する必要があるなとも思うんだけど、そういう学生に限って「〆切ぎりぎりにしか出さない」という技を繰り出す確立が高いという問題もあるんだよな。そんなことされたら指導する動機も落ちちゃうよ。(今回の学生がそうだったのかは知らないけど)

買い出しを兼ねて早めの昼食から戻ってくると、何やら院試の面接でトラブルがあったらしい。そう、他人事のつもりでしたが以下略。

長田先生と実験2のネットワーク演習関連で打ち合わせ。私自身はもともと通信インフラとしてのネットワークについては殆ど知識が無く、Ciscoが提供してる教育プログラムの研修を受けて短期集中で勉強したという程度のものです。研修はこんな(CCNA1CCNA2CCNA3CCNA4)感じ。比較的文句が多い気もするな。

ある日:基本放置でたまに20分程度の解説やるぐらい.やっぱり東京来てまでやる内容じゃないし,そんなのに一週間拘束されるのはきつい.ので,前回以上に文句を言ってきます>明日の懇親会

翌日:懇親会ではシスコさん一人も来ず. 文句言いたかったから参加したのにorz

とか書いてるし。正直研修は時間もお金も勿体無かったと思ってます。研修受けないと関連教材を使っちゃ駄目というシステムだったから仕方なかったんだけど。

今はCiscoのCCNAを中止したこともあって演習内容を見直し中。勿論現場の事とかも知らないので、演習内容を調整する際には専門家の長田先生からの提案をベースに話を進めてます。ただ専門家になるほど「駆け出しの頃に感じやすい壁」とかを忘れがちというか呼吸するように設定済ましちゃうとかあるので、時間のことを考慮しながらコアな部分はここじゃないかとか調整したり。

前期の実験1「情報ネットワーク演習1」では単純なPeer-to-Peerネットワークから始まり、ルータ2台で構築した「離れたネットワーク」に属する通信端末同士で通信を確立するためのルーティング・テーブルを静的に設定する方法、OSPFで動的に設定する方法を演習。実習テストではアドレッシングを含めたネットワーク設計からやってます。毎年ここで詰まる学生が多いということで長田先生が事前に担当先生に念押ししてみたようですが、特に変わらず。「講義で何やってたんだ」状態。ま、必修講義で興味の有無とは別に受講されてもこんなもん(一部の学生しか身に付いていない)だとも思いますが。

後期はスイッチでVLAN周りをやる予定。乞うご期待。というか学科サービスに興味ある人ぐらいは学科システムの運営保守管理を担当してるシステム管理のメンバに話を聞いてみるとかして欲しい。導入部分は既に講義でも出てきているはずだし、少なくとも指定されてる教科書には出ているので予習なりしよう。(くどいけど、興味があるなら自分から動こう。それが大学です。勿論他にもっと興味があるものがあるならそれを頑張ってくれて構いませんが)

学科会議を終えて、丁度FANシンポジウムのコアメンバが揃ったタイミングでもあるので種々の擦り合わせを終えてからNAL研ゼミ。終了後は恒例のお茶会です。今日の担当は玉城くんで、菓子工房モルチェチーズケーキでした。焼き目も良いですが、それに負けず劣らずのチーズ具合でなかなか。

そういえば昨日のコンベンションビューローさんから支援頂いた件。昨日の記事だけだとバックだけに見えますがもっと直接的な支援もして貰ってます。具体的には懇親会での余興費。MICE開催支援の中の「芸能アトラクションの派遣」に相当するのだと想像します(具体的な手続きは例によって日本旅行さんにお任せ状態)。これだと、MICE支援しながら地元芸能の支援にもなって結果として観光業支援ということで一石三鳥になってるのかなと。上手いやり方だよね。