情報科学演習代行して久しぶりのゼミ

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遠藤先生急用のため代理で「情報科学演習」を担当してきました。1年生向け共通教育科目で、いわゆるOffice系アプリな演習も含みますが、情報リテラシー、情報倫理、WebClass/WebMail、情報検索、図書館サービス、Twitter/Facebook/SNS、プレゼンテーション等についてやる予定らしい。

口頭確認する限りでは、半数ぐらいの学生がWindowsユーザなんだけど残りは良く分からず。実際にあれこれ話しながら検索させたりメール書かせたりする分には普通にできるっぽいので、全員高校なり自宅なりでWindows使ってるんでしょう。今日は登録作業してから、iMacの電源入れて、Safariさんでシラバス検索させてからこの科目の達成目標/評価方法/全体の流れを説明。琉球大学トップページ検索させて、RSSなシステムについて説明&購読登録させ、総合情報処理センターへのリンクを探してブックマークさせ、Webclass/Webmail使ってどこに何を用意しているのかといった説明ぐらいで時間になりました。説明iMac(Mac OS X)なクラスなのでWindowsとの違いを強調する形で説明するぐらいで問題無くついてこれたらしい。

無事に終わったのは良いのですが、情報リテラシーというか大学1,2年生向けに教えるべきor求められる情報リテラシーってのは、どちらかというとこのWikipediaに書いてるような項目、

Australian and New Zealand Information Literacy Framework は、情報リテラシーが備わっている人には次の6つの要素が備わっているとする。下記6項目は原資料では細目に展開され、その中には「複数の情報源を使用しての意思決定」「他者の著作権・知的財産権への配慮」「他者の文化的背景等の尊重」等が記される。

  1. 情報に対するニーズを認識し、必要とする情報の性質と範囲を決定できる。
  2. 効果的に、そして、能率的に必要な情報を見付けられる。
  3. 批判的に情報や情報探索過程を評価できる。
  4. 収集した情報や自らの研究などから生み出された情報を管理できる。
  5. より重要で新しい情報を適用して新しい概念や新しい理解を生み出せる。
  6. 理解しながら情報を用い、情報を用いるということの周囲にある文化的・倫理的・経済的・社会的な問題を認識できる。

ということを身につけることだと思うんですが、TAを担当してる学生と話をする限りでは「Excelとか資格対応すると就職活動にも役立って嬉しい」という感じ。それはそれで理解できるし需要もあると思うけど、資格試験対策的なものなら参考書が大量にあるんだから勝手に勉強したら良いじゃんという気がするんだよな。(そうせずに講義としてやって欲しい理由が分からない)

少しググった感じでは、はこだて未来大学の「情報リテラシー教育の一環として、学生が「本」と出合うキッカケの場を創造することを目的にした本の展示会「BOOKマーク展」を4月にミュージアムで開催しました。BOOKマーク展では、先生が学生のみなさんにオススメする、とっておきの本を3つのテーマに分けてご紹介しました。これらの本は、「オススメ本コーナー(D3エリア)」にありますので、先生のコメントを参考にしながら、この機会にぜひ手にとってみてはいかがでしょうか?」というのが見つかりました。ふむ。

5時限目は2週間の研究室休暇を挟んだので久しぶりのNAL研ゼミ。4年生は月末に中間発表があるので追い込み時期ですね。

P.S.
後期が始まって最初の1週間が終わりました。水曜日からの開始なのでまだ3日目ですが、三日間の講義なりこれまでの講義なりで得た事を積み重ねていますか? どうやれば積み重なるかも考えてみよう〜。