新入生向け最後のイベントと実験3の班分けが終了
新入生向けイベントとしては最後になる「修学の手引き」の指導が終わりました。これで一通り修学に必要な指導はしたつもりです。直接的に修学の手引きに書かれていない情報についてもいくつか整理して説明済みで、今回は以下の点についても補足しました。
- 単位 (琉球大学学則 第20条)
- 欠席の取り扱い (琉球大学各学部共通細則 第14条の2)
- 学び方
- アルバイト/貯金
単位は、専門基礎教育科目だと「1単位=45時間」なので、微分積分学2単位は90時間の勉強時間が求められている。講義自体は1.5時間x15回=22.5時間なので、残り67.5時間の自習を求めていて、それぐらいやらないと単位は取得できないよというような話。スポーツや芸能では時間をかけて基礎を積み重ねていくのが当然なのに、勉学ではそうしない人が少なくないのは何故なんだろう、と。
欠席は、3分の1以上欠席すると単位が認められない(不可になる)という話に加えて、欠席の取り扱い方は教員によってことなるから遅刻も含めてちゃんと時間を守って受講しましょう。
学び方についてはあれこれ伝えたんですが、主な内容は「一冊の本、一人の先生から学べることは少なくないけど万人に適している訳じゃない」というもの。理解しにくい、読みにくいとか何かあれば別の本、人(友人/先輩/別教員/学習サポートルーム)を頼ろう、と。学習パターンもイントロだけ紹介。4年間という限られた時間をどのように過ごすかは自分が何を目指してどう行動するか次第。学生のうちにどんどん失敗しよう。「君の目指す丘は何だ?」と4年間問い続けるという話や、未踏ユースとかいろいろ学外にも目を向けようという話も。
アルバイトについては、本業に支障が出ない範囲でやってできるだけ次年度以降の活動のために貯金しましょう。沖縄にいるとどうしても視野が狭くなりがちだし、目指す丘が決まったらそれに関連したイベントに参加したり、企業見学したりいろいろ県外に行くだけでお金が必要だから、と。
午後は、実験3の班分けが終了しました。前期だけしか開講されない実験班もあれば後期だけしか開講されない実験班もあるという状況ですが、1つの実験班で受け入れる人数は多めになってるので結果としてはほぼ同等じゃないかと。
データマイニング班は前期&後期の両方とも開講するのですが、当初こちらからの人数は6名を予定していた所、希望人数は11名。倍近いのは流石に多すぎ。それでも多めに8名取ってみることに。次年度以降多めの人数でもやれそうかの確認も兼ねてるので、結果次第では次年度どうするかの調整が必要かな。グループ数で調整するなら10名前後でもやれないことはないけど、その分個々人に接する時間が減っちゃうのは明確なので6名+αが丁度良いと思ってます。というか一度進化計算班だった頃に8名でやったことあったけど、やっぱり全員分ちゃんと見るのはキツかった。
予想以上に学生側は何かしら期待してくれているようなので、当初の予定では最初の数週間は環境構築した後はチュートリアル三昧を想定していたのですが、具体的な事例を何かしら準備してみようかと画策中。ここ最近音沙汰ないですが、SEECさんとの情報交換・共有のために過去の事例を探してあったのでそれからセレクトする予定です。
STRP留学生のJoくんも実験3受講を予定していたんですが、諸事情で別講義に差し替えることに。結果的には本人が望んでいるネットワーク関連の勉強になるので良かったかな。