蝉の鳴き始め / PD2-8(KJ法2)

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PD2の8回目は先週に続いてKJ法演習で、今回は院生もメンバとして入ってもらいつつやってもらうことに。最初のカード化は玉城先生(しろーせんせい)も加わってたりして、賑わってました。院生の関わり方は様々でしたが、流れを作ろうとする人/同じ立場で一員になる人/行動する切っ掛けに繋げようとする人/取りあえず眺めてる人等々、お陰で少なくともだらけてた学生は居なくなったし、多くのグループでそこそこ進みやすかったようにも感じました。なんとなくレベルだけど。一部「意図を話さずに個々人が独立して整理を進めている」ようにみえたグループへの院生経由で支援できて良かった。PM(マネジメント)の演習として参加している院生には、関わり方/支援の仕方に正解は無いのであれこれ試してみて欲しいと思います。

PD2の前半〜中盤にかけては比較的なるべく演習の時間を多めに取っています。講義として話をする/聞くだけだとつまらないだろうし、実際にやってみないと分からないことも多いからだけれども、それでも講義時間は限られているのでやれることが少なく。例えばKJ法を進めるにあたり、今回はそこそこ厳密に「今はカード化の時間、これ過ぎたら次はグルーピングして、、、」というステージの区切りをそこそこ強めに意識させて進行していますが、本当ならカード化とかの各ステージが厳密に区切られている訳でもないからその都度行きつ戻りつして良いし、グルーピング/空間配置/関係検討といった整理も複数回やり直して構わない。時間の都合で一回しかやっていないというだけだけど、一度最後までoutputするところまではやらせたいという。outputして初めてそれらを「無かったこと」にして、別のストーリーが考えられないかを検討することもできるだろうし、逆にそれを前提として発展/土台見直しに繋げることもできる。一度はoutputしないと振り返りがしづらい。ということで、一先ず今回は毎週何かしらoutputさせることに主眼を置いています。

振り返りに関連して、PD2ではフィードバックも多めにするつもりだったのだけど予定していたよりは少なめ and 質が低めか。全体眺めてピックアップ傾向紹介したり、気になるもの抽出したりしてるぐらいだし。これはもう少しどうにかしたいとも思いつつ、今までのはまだまだ「演習」に過ぎないからあまり時間かけてもなという側面も。それでも一応は1週目の0秒思考、3週目の635法、4週目のマインドマップとマンダラート、プレゼンテーション用ルーブリックへの(全体)フィードバックはしているらしい。まとめてやってることもあるから少なく見えるという話でもあるか。学生間での相互レビュー(プレゼン)も加えると+2回か。今回提出してもらったKJ法1回目については来週フィードバックする予定です。

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あ、ゼミは例の如く無断欠席が(ゴゴゴゴ