数うちゃ当たる vs. 二兎を追う者は一兎をも得ず
大学案内?で「誌上講義」なるものをやるらしく。それ自体は良いとして、それが紙面の都合で「全員で1500字程度(字数はうろ覚え)。書く人増えるならその分減ります」みたいな調整が入ってるらしく、ふたを開けてみたら「300字程度で書いてね」というオチに。え、たかだか2ツイートで授業を紹介しろと? いや、やっても良いけど(やるけど)、もうちょっと戦略的に読み手に何を伝えたいのか考えてやろうよ。戦略的に考えた結果なのかもしれないけども。こういうのは読みたくなる文章を書ける人に書いてもらった方が良いんじゃないのかなぁ。怪奇!! 次元の呪いみたいに。
ということで、「程度」の範疇に収まってるか怪しいですが、私の担当分はこんな感じになりそうです。授業名含めずに333字らしい。
授業名: 情報工学実験IV(データマイニング班)
学部3年生向け実験班の一つデータマイニング班では、機械学習の基本的な考え方を学び、プログラミング技術・問題設定・評価・考察といった計算機実験に必要なプロセスを体験させることを目的としています。工夫している点は、
(1)チームで取り組む。
(2)各チームは「自チームの欲しいシステムを他チームに開発依頼しつつ、他チームからの依頼に基づき開発をする」の両方を体験する。
(3)コード・レビューをする。
(4)成果物はオープンソースとして公開する。
欲しいものをどう伝えるか、逆に相手の理想像を適切に聞き出すにはどうしたら良いのか。理工系学生にも求められる「コミュニケーション能力」の一部ですが、クライアント側&開発側の両方を体験させることでその難しさに気づける授業になっています。
「読みたくなる」ということで高校生向けに紹介するならこういうやつかなー。どれもタイトル見ただけだとお硬い感じがしますがとっっっっても読みやすい(高校生でOK)本です。
- データを未来に活かす
- IT時代の震災と核被害
- アーキテクチャの生態系(古くなってきたけどそれでもお勧めしたい)
- 池谷先生本
- ことばと思考