働クリッカー?
プログラミングの1教材として働クリッカーなるものが賑わってるらしい。
働クリッカーは、いわゆるひとつのクッキークリッカークローンである。
が、ただのクッキークリッカーではない。Cキーを押すとコンソールが出現し、ここにプログラムを書くことで、プログラムにクリックさせることができるのだ。
この教材の出来の良さが驚異的だ。
プログラムの魅力がぜんぶここに詰まってる。
そして「クリックする」というシンプルな行為をworkというひとつの関数に代替させることで、プログラミングが人類に与える恩恵をわかりやすく伝えることができるようになっている。
他にもググればあちこちで攻略やらコード例やら見つかるぐらいには賑わってます。なんだけど、個人的にはこれが何故そこまで面白いと感じるかがよく分からず。データサイエンスというかリバースエンジニアリング的な意味で「どこでどうやるとどういう反応を返すか」を模索しながらやるという意味では面白い気もするんですが、そういう理解で良いのかしら?
でもこれがプログラミング初心者向け教材として適切かどうかは別問題なはず。ゲーミフィケーションみたいな意味で競争させやすそう(=熱中させやすそう)な気はするけど、内容的には割と後半(ある程度言語仕様が理解出来てて、コードの最適化が求められるレベル)でやるものじゃなかろうか。そういう位置づけなら一例として面白いのは理解できます。理解できるけど、そっちメインにすると「どう解析するか」が主題になっちゃって、プログラミングとはまた少しずれる気もします。
どういうストーリーを想定して、どの流れでこの教材を使ってるのかに興味あるけど、どこかに書いてないかなー。ということで試しにバンタン プログラマーズ・ハイレベル・ハイスクールの資料請求してみました。そういう細かい話が書かれてる可能性は低そうだけど。