口頭試問の始まり
実験2の探索アルゴリズム1では例年「グループでレポート作成すること。提出後に口頭試問ね」という形でやってます。例年に比べてテーマ実施日自体が後ろにずれた分、口頭試問開始がやっとこさ始まりました。別件で予定していた比較的大きなタスクがなくなったので対応できてるけど、例年通りのタスク量だと死んでた気がしなくもない(遠い目)。
「口頭試問」というのは私自身が学生だった頃は、翁長先生の情報数学だったかそのあたりで遭遇しました。ここでいう翁長先生は今いる技術職員の翁長さんではなくって、「情報工学科設立」で音頭を取られていた教授です。当時既に忙しい教授だったこともあって「平日休講、代わりに週末授業」みたいかこともちらほらあったような。その流れで口頭試問もやられてたんだよな。今考えると教授レベルで全員額受講する必修科目で個別に口頭試問実施してたのって凄い。個別実施ということもあって「何をテストするか」は一般的な試験並みに範囲が広く、実質的な筆記テストに近かった。それを教授の前で口頭で説明したり、ホワイトボードで書きながら例示したり。学生のレベルに応じて内容も変えてたんだよな(後で学生間で感想話してて気づいた)。
一人ずつ個別にやるほどの体力はないので、私の場合は「グループ単位で実施」にしてます。これでも全グループチェックするのは結構時間取られますが、「実際に説明させて、気になるところに突っ込む(コードレビューのレポート版)」というのはそれなりの効果があるだろうということで頑張ってます。学生も楽しんでくれてるようで、何より。
(変に事務仕事に時間取られるより学生との時間を取りたいよね)