アシャリフ先生の最終講義

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2016年度であシャリフ先生が退官されます。いつ頃からある風習か分かりませんが、最終講義が開催されました。やらない先生もたまにいますが、私の知る限りではやる方が一般的らしい。内容的には割りと自由に喋るケースが多い気がします。2年前に退官された宮城先生の最終講義も面白かった。

今回のアシャリフ先生は割りとガチな講義スタイルに近くて、専門用語・数式ゴリ押しな内容。流石に全ての内容を事細かに喋る時間はないこともあり、冗談とかざっくりした解説多かったですが、全体としてはとても濃ゆい内容。各テーマについての概要やその意義を喋ってたかと思うと、それをどういう問題に落とし込んでどうモデル化し、どういうトリックを用いて乗り越えてきたか、、という流れ。これを多方面に渡るテーマについて一通り話されてました。

37年間の成果を冊子としてまとめて配布されてて、指導してきた学生一覧とか発表論文数とか。諸々凄い。懇談会後に聞いた話だけど、まとめてると途中で涙がこみ上げてきてなかなか進まなかったらしい。琉大赴任時には一人で来られてて、後で家族も呼ばれたのですが当時はまだまだ外国人ここまで多くなく様々な壁があったとか、当時まだまだ小さなお子さんらが言葉や文化の壁で大変だったとか。お子さん目線からの話とか。結果として人生の3分の1を沖縄で過ごすことになって刺激的な毎日だったとかとか。37年間、お疲れ様でした。