何か新しいことをするにはコストがかかる

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どこか特定の相手に文句を言いたいわけじゃないです。

  • 日程調整のためにExcel/Wordファイル送付して記入回答せよと言われたり。
  • ワーキンググループの情報共有がメール添付だけで、過去内容を参照できなかったり。(その時々担当者しか把握していない)
  • 把握しやすくするためにファイルサーバなり共有サービス使おうと提案しても、具体的な共有方法がマニュアル化されていないと担当者毎に共有方法が違ったり、マニュアル化されててもその通りになるとは限らないし。

何かしら新しいことをするためには、その目的や目標を共有した上で教育コストを捻出し、根付かせることが必要で。根付かせることができなければまた元の状態なり、整理されていない状態に戻ってしまいがち。そこに文句を言っても変わらないわけで、それらのコストを何とかして捻出する必要があるわけですが、日々のタスクに追いやられる人だけで人的リソースに余裕がない組織ではそれも難しくて。

今、工学部の広報委員になっていくつか広報冊子の更新タスクが届いています。更新そのものは必要なので良いですが、不思議なことに「内容ではなく、冊子毎に担当部署が決められていて、部署毎に必要な情報を末端(教員)に請求する」みたいなことが起きてます。具体的には、大学全体の広報誌と、工学部の広報誌の両方に「取得できる資格」「就職先」等の共通してる項目がいくつかありますが、冊子単位でタスクを割り振ってるので「様式だけが異なる同じ内容」であっても個別に更新要求が届いたり、印刷前の内容確認が届いたりします。

今回の例だと「これ、一緒ですよね?」と双方に確認して「あ、本当だ」となり、事務側でやってくれることになりましたが、似たような事例があちこちにあって。就職先情報は就職センターが把握しているはずなので、そちらでデータ更新してくれと思うし。とはいえ、昔は把握すらしてなかった(不十分だった)ので、昔に比べたら改善しているし、そのデータを踏まえて進路指導(キャリア教育)をどうするかという話にまで進めているしで何もやっていないわけではないです。単にまだまだ穴があるというだけでもあるし、今やってることで手一杯ということでもあって。

ま、少しずつ前に進もう。