玉城絵美先生講演会
ロッキーチャレンジ賞の授与式と、「BodySharingに向けた研究と起業両面での挑戦」というタイトルでの講演会で琉大に来てました。相変わらず中身も話し方も面白いです。
ざっくりまとめてみると、、、
- HCIは人間科学とコンピュータ科学の双方を繋げる部分に関する部分を扱う。
- 引き篭もるために足りてないことを実現したい。
- 研究一筋の道もあったが、(自分が望む道のために)社会に広げたかった。広げる部分はどこか企業へ委託する手もあるが、(相手が全てを把握している訳ではないので)あまりにも遅い。だから起業することに。
- いざ起業しようとするとやらなきゃいけないこと(知らないこと)だらけ。あちこち必要知識得るために無理やり入った。工学的視点だけでは足りない部分は多々有り、足りない部分は何らかの方法で補うしか無い。一人では辛いから一緒にやる仲間大事。
- 依頼が断られることは多い。体感では9割が断られる。それでもやり遂げられる仲間とやる。
- 「体を貸したり借りたり」ということに理解を得られないことが多いことが分かり、敷居を下げてロードマップを作った。まずはVR/AR。
- 想定ターゲットの20,30代に調査すると「生きてるのが辛い」みたいな結果に。->母ご乱心
- VRの世界はルールがなにもない。->Mikling VR
- VRの操作性が高い環境下である程度の時間操作してると「VR内の手」を自分自身と認識していく。この状態で「VR内でカミソリをあてた場合」と「実環境で(刃をつぶした)カミソリをあてた場合」との認知差を比較すると、高い相関が見られた。より現実だと感じるという点では良いが、その先には「VR内で慣れると、実世界でも慣れてしまう」ということにも繋がり、危険がないわけではない。今はどのようなルールを設けるべきか検討中。
- どこで起業するにしてもメリット・デメリットはある。ビジョンが決まれば、後は全力で挑戦するのみ。どこにいてもどこへでも挑戦できる。
(写真アップロードしようと思ったけど、HTTPエラーになるな、、?)