シラバス
いつ頃からか忘れてしまいましたが、今では大学全体でシラバス提供が強く義務付けられてます。逆に言えば昔はそこまで徹底していなくて、シラバスないか、あったとしても項目ばらついてたりで、良くわからないことも少なくなかった。
情報工学科ではJABEE認定のタイミングでシラバス見直し徹底。私はそのタイミングで着任だったこともあってシラバスの書き方、何を達成させたいのか、それをどういう方法で提供し、どう評価するのか、必要な前提知識はなにか、発展課題はといった事柄を踏まえて授業設計する方法を間接的に学べました。
一方で、シラバスが万能という訳ではないです。極端な例としては「シラバスに書いてないことはやるな」みたいなこと言われると、あえて抽象的に書くことで解釈の余地を残しやすくするとか「本質的ではない部分にコストを要する」ことにもなったり。実際にそういうケースがあった訳ではないですが、事例として聞いたことはあります。実際に私がそうされたら、可能な範囲で話し合ってみるけど、実際そうなってみないとどういうところに落ち着くかは分からないな。。