AI人材?
AI人材25万人育成とか言ってましたが、実際にはその原理を理解するための数学等の基礎教育を広げるという話も耳にしたりして、良くわからないですね。
Azure AIを使うぐらいの話なら「一昔でいうところのOffice使う」に相当するスキルかもしれない。(それを国策としてやるのという疑問はあるけど)
少しはコードを書くレベル、例えば R, Python (Pandas), Octave ぐらいで「データの前処理」するとか、は後処理として好みの可視化を組み立てるとかのレベルもあるかもしれない。
もう少し踏み込むと、特徴量工学まで求められるレベル?。タスクによっては何も考えずにデータ丸投げしてもそれなりの精度を実現できつつあるけど、それなりに特徴抽出できると学習時間が段違いに早くなったり、モデルが小さくなったり(組み込み系でも余裕で動くとか)とかあるので、こちらのスキルはまだ暫くは需要が高いんじゃないかと想像。一方で、どういう特徴が有用なのかは問題次第なので、汎用的な知識としての力にまで結びつくかは怪しい部分もあるか。(使える部分も勿論あるし、むしろそういう「他分野での考え方・視点」が面白いのでもあるけどね)
更に踏み込むなら、機械学習のアルゴリズム自体の設計であったり、現場における実用を見据えたシステム化(スケールアウトするかとか、どういうタイミングでモデル更新するかとか、例外対応をどう組み込むかとか)のためのスキルとか、そのレベルだとまだ20年以上は求められるのかな。多分。
とかいろんなレベルがありますが、国策だか経団連だかが掲げる目標に向かって一斉沈没したとしても誰も反省しないし救済してくれないので、それなら学生個々人の学費支援とか、「何でもいいから学ぶこと支援するぜ」とかやってくれと思ったりもするな。