現在、学科のメインサーバとして futenma が稼働している。futenma:/net/home では、Web サーバ として学科ページを公開、nfs サービスとして各ユーザのホームディレクトリを提供している。
そこで情報工学科では、停電時や予想外の障害に備えて、naha と shongane を利用し、システムの三重化を行っている。

また、/net/open やその他のバックアップについても、ここに記述している。

futenma → naha

naha の役割は、futenma に障害が起きた際に、各サーバのマウント先を futenma から naha へ変えることにより、即時復旧を果たすことである。そのため、rsync を使い完全同期させている。更新頻度は一日一回である。

バックアップは次の場所に指定している。

naha:/mnt/home

また、wpのDBのbackupを取る為に、/var/lib/mysqlもrsyncを使って完全同期させている。こちらも更新頻度は一日一回である。

naha:/mnt/mysql

futenma → shongane

futenma と naha は、同構成で同時期に購入されたサーバである。そのため、同時に障害が発生するリスクを持っている。そのため、万が一 futenma と naha で同時に障害が発生しても復旧できるよう、shongane では、セカンダリとしての役割を持たせている。

バックアップコマンドには、rsnapshot を採用している。rsnapshot は、差分バックアップが可能であり、現在の状態だけでなく、過去の状態を復旧させることも可能とする。更新頻度は週に一回であり、現在の設定では四週間分のバックアップを保持している。

バックアップ先として以下の場所を指定している

shongane:/Volumes/RAID1/backup/weekly.X

Weekly.X の X には、0から3までの数字が入る。具体的には、Weekly.2 は2週前にとったバックアップであり、Weekly.0が最新のものとなる。

/net/open

shongane:/Volumes1/RAID2/open は、EasyPackage など、現在も使用されている。そこで、bashou にて rsync を使ったバックアップを行っている。

bashou:/Volumes/RAID2/open

その他

各サーバの etc や root といったものも次の場所にバックアップしている。

shongane:/Volumes/RAID2/backup/サーバ名

また、shongane 自身のものは bashou にバックアップされている。

bashou:/Volumes/RAID1/backup/shongane

更新頻度はサーバ班の入れ替わる半年に一回と計画している。あくまで気休め程度である。