対面(一斉)授業の良し悪し

Share on:

「対面指導」崩さぬ文科省 オンライン授業に壁
中高生の8割超、今後も「オンライン授業続けたい」 休校をきっかけに初めてオンライン授業を利用した中高生は半数以上

どっちの思惑も分からなくは無いんですが。対面授業のメリットは、半強制的にペースを調整できることで、その反対にそれがデメリットでもあって。理解が早い人にとっては退屈になりがちだし、逆に遅い人にとっては早すぎてついていけない。教科書読めばいいじゃんという話になりますが、教科書で不十分な場所を補足するというやり方なら授業なりその補足はあった方がベター。ただしそれを「一斉」にやる必要は全くなく、一斉にするとまた同じ利点欠点が出てくる訳で。

ということで、可能な限り補足なりも個々人のペースでやれるようなコンテンツとして準備してあげる(=非同期OK)ことがベターだろうなと。理解して前に進みやすくなる(はず)なので、やる気があるなら落ちこぼれにくい。その逆に非同期の大きなデメリットは「やる気がない学生は今まで以上に溢れやすくなる」なんだよな。また、他の人のペースが「アウトプット」ぐらいしか見えないので、「いつの間にか相手の進み具合に驚いて、もう自分では追いつけない」と勘違いしやすくなるとかもありそう。Twitterで「上手い人の絵ばかり流れてると自分の手は動かさなくなる」みたいな。それでも手を動かすことが重要だし、それを伝えることや、そうなるよう指導することが一つの教育だろうとも思うのだけど、「遠隔や非同期**だけ**」だとそのあたりのサポートがな。

何でも100%目指すものじゃないとも思うし、個人的には大学きてるぐらいなんだからやる気ぐらい自分で出せよとも思うんですが。質問相談には可能な限り乗ります。今でも24時過ぎても対応してることあるし(ブラックだ!)