(不定期コラム) 学び方を学ぶことが他のことへ応用する力の源泉になる
前回は大学生活における時間をどう過ごしているか見直してみようという話をしました。今回もある意味で時間に関わる話です。
履修指導の際に大学の単位認定では講義時間以上の自習時間を求めているという話をしましたが、これは学生の間に「学び方を学んで欲しい」からでもあります。学び方を学んでないと、異なる状況に対応することが困難です。
異なる状況に対応しきれない人でも働く場はありますが、それは大卒に求められている力ではありません。例えば専門学校等で「2年間で即戦力となるIT技術者を養成」というような謳い文句を掲げていることがありますが、「想定した通りの問題に対して、習った手段で解決する」だけで済む現場なら2年間で済むことは少なくないでしょう。全く同じ状況に何度も遭遇し、その都度全く同じ解決方法を適用するだけで乗り切れるなら学び方を学ぶ必要はなく、ハウツー本的な知識を身につけるだけで対処できるでしょう。しかし、当然ですが世の中は常に動き続けています。異なった状況化において、解決手段自体を自分で考える必要がある場合にはハウツー的知識だけでは限界があります。
では、どうやれば「学び方を学ぶ」ことができるのでしょう? 一例としては自分で自分の「学び」をデザインするにも示されていますが、「先人(頑張ってる先輩)」の姿を見て学ぶやり方もあるでしょう。いろんなやり方が考えられますし、向き不向きもあります。一度学んだことをハウツー的に覚える所が出発点でも良いですが、そこから更に次の一歩を目指してみましょう。「あなたの目指す丘」に近づくために。
P.S.
4/29(月)には新入生向けLT大会があります。
4/30(火)は火曜日ですが「月曜日の授業」があります。ハッピーマンデー法の影響で月曜日が休日になることが多く、結果として月曜日授業の回数が減ってしまっていることに対する措置です。注意してください。
AWSとPostgreSQLセミナーもイベント紹介として告知していましたが、1年生は誰か参加した人いたのかな? とある先輩によるとこんな感じだったらしいですね。