PD2の1回目が終了。一つの目標は「細かくアウトプット&その都度フィードバック」すること。
例年だと実験3が入る曜日ですが、今年度からは実験3(前期)or4(後期)のいずれかで実施という形に変わったこともあり、今期は実験無しにして、前期の間は山田先生と一緒にPD2の刷新をしています。といいつつ殆ど山田先生ががしがしやってくれてるので私はちょいちょいコメントするぐらいなんですが。タイミング合う時には名嘉先生とも一緒に加わったりと、2〜3人の教員で意見出し合いながら進めています。部分的に話合う(例えば座学講義で演習やる際に相談するとか)ぐらいならこれまでもあったんですが、講義全体を通して膝を突き合わせて討論してるのは、学科で初めての講義らしい(1月だったか2月頃に宮城先生、高良先生も加わってやってた頃に出た話)。
シラバス通りに進むかは怪しいですが、1回目の予定は「シラバス説明、デザインと発想法・分析法概要、グループand/orペア作成、発想法演習(1)(0秒思考+マンダラート)」。実際にはグループ作成せず、マンダラートもやってないか。それでも時間的には不足してた(0秒思考のメモ書きを2回しかやれてない)ので、今回は削るという判断は正解だったか。マンダラートは別のタイミングにやるか、教科書読んで自分でやってもらうか(宿題としてやらせるか)になるかも。
講義中の感想としては、ありがちだけど前半の「話をしてる間」は眠そうにしてる/眠った学生も数名。ま、仕方ない。でも比較的面白そうに聞いてるんじゃないかという感じはしました。他の講義と比較してないけど。演習に入ってからは脳みそと手を動かす必要があるので流石に寝てられず。限られた時間内でアイデアを出しまくることと、一度終了したタイミングで出し方の例を紹介。これも一つの「細かいフィードバック」かな、と。これまでのPD1、PD2に限った話じゃないけど「やりっぱなし or フィードバックを貰えるタイミングが遅すぎて効果が薄くなる」と考えているので、出来る限り「細かくアウトプット&その都度フィードバック」を目指しています。私が実験2の「説明→グループワーク→全体討論」をしてるのも、レポートについて口頭試問を課してるのも。そして実験3,4でコードレビューしたり、質問ぶつけまくったりしてるのも全て同じ理由です。
量は質を生むとは意味合いが異なりますが、最初から狭い視野/少ない選択肢だけでアイデアを練るのではなくまずは思いつくだけ書き出すということに慣れてもらうということでゼロ秒思考をベースに取り入れてみました。回収したものをざっと眺めてみた限りでは、割と出せてる学生がいる一方で、凝り固まってるのかアイデア一つ二つしか出せてない学生も。演習一つ目と演習二つ目とで問題のタイプも違うんですが、一つ目が得意でも二つ目は駄目だったり、その逆もあったりと面白いです。
という具合にやる側も楽しみながら進むはずw
夕方はNAL研ゼミ。先ほどの「細かくアウトプット&その都度フィードバック」の一貫として、ゼミでも他の参加者の参加意義を高めるかということで院生の討論にある程度区切りがついた段階で「一部分を切り出して咀嚼し直したサブ課題」を出し、全参加者に最低一つずつ答えてもらうという形にしてみました。お試しなのであれが面白かったか、有意義だったかはまだ良く分からないな。