B1->B2への成長が見られた2014年度プロジェクトデザインI, II 最終発が終了。

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情報工学科内部でやるイベントとしては卒業研究最終発表会の次ぐらいには大きいイベント、PD1PD2の合同最終発表会が終わりました。プログラム(要学科認証)はこんな感じ。朝から夕方まで丸一日かかってますが、1グループあたりの時間を短縮していることと、比較的時間厳守が守られてたのとでスムーズに終わりました。発表者も司会者も会場・Ustream等準備者の皆さんも、諸々おつかれさまでした。

PD1の発表は、良くも悪くも練り具合的には例年並みといったところ。高校卒業して半年たったばかりなので、急に成長している訳も無く。(提案だけじゃなくiOSアプリ作って来たグループもあったけど)。ただし、一つのプロジェクトとしてグループワークで取り組むことを通して得られた何かはあるはず。そして、PD2の発表はどのグループもPD1に比べると「テーマに対してどう取り組んできたか/その結果どうだったか/どこで苦しんだか」等を示しつつ、企画としての面白さを伝えるようなプレゼンテーションが多く、1年次の頃と比べてちゃんと練り具合が深まっているなという印象を強く感じました。初めての授業ということ、年次指導教員でもあることと相まってちょっと涙ぐみそうになった。しくしく(嬉しい方の涙)。

発表の仕方はPD1,2問わず、ただ喋るだけじゃなくて、蘊蓄喋りだす要員が待機してたり、掛け合い要員がいたり、寸劇したりと、印象に残る工夫をしているグループが多かったかも。凄い。

このまま少しずつ専門度を高める(深堀りしていく)過程を通りながら、民間でも通用するレベルでの「企画書」なり「報告書」なり「プレゼン」なりを目指して、個々人が一歩ずつ前進してもらえればと期待します。

個人的に感じている申し送り事項は以下の通り。

  • 「最終発表」であることの意義の説明。(大学生にもなって私語が多いのはちょっと。。。)
  • 企画に名前を付けさせるのを怠った。
  • 最終課題の採点割合が「全体の25%」というのは少なすぎるかもしれない。(そもそも広告としてのクオリティは求めていなかったのだけど、かなりの時間をかけて仕上げて来たグループが少なくないっぽい)
  • CM or 動画としての質を高く評価するべきか、広告効果としての質を評価するべきか、企画の質を評価するべきか、、、といった評価軸の曖昧さ。
  • (PD1向け)著作権や引用についての指導。
  • (一部向け)身内過ぎるネタに走ることの是非。*聴者の属性に合わせたプレゼンという意味では効果的なプレゼンではある。
  • 初回にやった0秒思考はずっと続けてやってもらうつもりだったのだけど、いつの間にかうやむやに。

P.S.
どうなるかまだ分かりませんが、学生成果物のCMは学科会議で検討後一般公開する予定です。最優秀賞だけではなく、全部。

P.S.2
「naltoma=丘の探求者」という扱いされてたけど、これはe13向けに進めている【「君の目指す丘は何だ?」と4年間問い続ける】プロジェクトのせいだな。元ネタはまおゆう。取材対応した時に「丘を見つけること自体が目標じゃなくて、丘の向こう側を見たいよね、そのために丘に登る力を付けよう」とかいう話もしたんですが、ネタ扱いされるぐらいでも広まりつつあるなら本望か。