夏休みの(継続して実行する)目標設定のススメ: プログラミング編

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学生の皆さんはそろそろ夏期休暇に入りますね.
だいたい40日ぐらいになるようですが,この機会に何か一つで構わないので続けて頑張る目標を見つけ,継続して実行しましょう!

どんな苦手な物であっても,文字通り毎日少しで構わないので続ける事で得られる物があります.
何でもやらないまま放置しているとあっという間に失ってしまいますが,継続することで定着率が大きく変わります.

以下,1〜3年次向けの「夏休みの課題」設定例です.


(Opinion) プログラミングが何やってるのかサッパリ分からない!

ターミナル上で動かすことを前提としたゲームで構わないので,ミニゲームを作ってみましょう.

  1. まずはポーカーのようなトランプゲームや,数当てゲーム,バックギャモンのようなボードゲーム等,何かしらゲームを一つ選びます.
  2. そのゲームをどのように実行したいか,ユーザとしての立場から使い方を設計します.
  3. ユーザを希望通りに遊ばせるために,システム側がどのような入力を受け取り,どのように処理し,どのように出力すべきかを検討します.
  4. ゲームの開始から終了までの動作フローを整理し,疑似言語やフローチャートでプログラミングします.
  5. 疑似言語やフローチャートとしてシステム全体を描く事ができれば,その設計図を元に一つずつ機能を実装&テストを繰り返していきます.
  6. 全ての機能を実装し終えたら,システム全体を通した動作確認を行い,何も問題が出なければそれで終了!

このように,「プログラミング」はシステム開発全体における一部分でしかありません.何か作りたい物を最初に決め,その詳細を検討してから実現に向けて取り組む事で,少しでもプログラミングの意味が見えてくるのではないでしょうか?

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