発想グッズお試し会 / ブレスター, 智慧カード3, ASOPICA
デザインスクール座談会の延長で、IDEA PLANTさんのグッズお試し会をすることに。こういうのもサーベイの一環だな。
今回試してみたのはブレスター、ASOPICA、智慧カード3の3点。時間的には「初めて箱明ける(誰もルール知らない)状態から開始して、簡易ルールでやると3つやっても1時間ぐらい」でやれました。若干の感想戦を含めてもそのぐらい。(簡易ルールだけを試した上での)3つの共通点としては「楽しみながら」という部分は「導入しやすい」ぐらいの意味だなという印象を強く受けました。ゲームとしての楽しさはほぼ無いんじゃないかと。ゲーミフィケーションでいうところの「最広義: ようするに、ゲームっぽくて役に立つものなんでも。」ぐらいと言っても良いかな。また、ゲームの進めやすさ or 発想の広げやすさからはルールを多少弄った方がやりやすそうだというのもちらほら。
個別に見ていくと、
ブレスターはブレインストーミングを楽しみながら体験できるというのが売りで、実際簡易ルールでやるだけもそれなりにBSをしてる雰囲気は体験できました。ただし、お題に対してカードがどれぐらいマッチするかという問題があるのと、「30秒で答える」のに慣れてないと「お題の1部分だけに着目した答えばかりになる」のがネックかも。そこも含めての体験なんでしょうけど。
智慧カード3は、技術よりのテーマを設定した上で発想を広げるためのゲーム。一人でもやれるというか、(簡易ルールでやる分には)ひとりでやるのがベターかなと感じました。失敗したらゲームから落ちるって発想の練習にもならないし(他の人が言ってるのを聞くことでも学べるのだろうけど)。技術寄りのヒントが並んでるというのは面白いか。抽象的なものがよければオズボーンのチェックリストがより使いやすそうか。
ASOPICAは、簡易ルールだと「自分が指定したお題+ランダムに引いた4種類の関係性(類似とか近くにあるとか)」の組み合わせを想像して20秒で絵を描かせるという(ある意味)恐ろしいゲーム。文字or発話だけで考えちゃう人にとっては「良いお絵描き強制ゲーム」。時間が短い点は多少伸ばしてみたり。関係性は4種類しか用意されていないのだけど、必要に応じて追加したりすると連想演習強化になりそう。