多数の人が集まってる場だからこそできること

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PD2の2週目は山田先生が出張ということもあって、代理担当することに。授業計画し始めた頃から「なるべく演習を中心にしたい」「効果的なフィードバックをしたい」という思いがあったのですが、事前学習させるだけの何かを用意しているわけではない(今年は2度目なのでやろうと思えばできたはずなんだけど)ので、講義中の講話/解説な時間も結構あって、勿体無いなと。ついでに昨年度の1回目には「説明だけしてて演習すらしてない題材」というのもあったので、今回はなるべく解説を最小限にすることと演習へのテコ入れをした上で実施してみました。内容的には「ロジカル・シンキング→ロジカル・コミュニケーション→ルーブリックによる相互評価」の3点セットですが、何かしら得るものがあったら幸いです。

演習するだけが講義という訳ではないですが、複数人居るからこそやれるor効果的にやれる題材があるならそれは授業中にやりたいな、と。授業外でもやって欲しいですが、一度はやる機会を与えた方が「どこでつまづきやすいか」を体感しやすいだろうし。「相手に伝える」ならやっぱり相手に聞いてもらった上で評価してもらった方が気づきを得られるだろうし。

という具体に、スピーチした直後の評価(記憶に強く残ってるうちのフィードバック)は既に渡しています。これに加えて、

「1. 事前に用意していた抽象的なルーブリック」よりは具体的で、
「2. 1評価者が与えた主観性の強い評価」よりは抽象化された、
「3. 双方を補うための評価」を、
学生全員が記入した評価シートから抽出構築してみる予定です。
(これ、自動化したいよなー)

これらの3点セットがあると、より効果的なフィードバックになるんじゃないかと期待しています。(なると良いなw)

リアルタイムなフィードバックではありませんが、これも「多数の人が集まってる場」でやったログがあるからこそできること、の一つですね。