(プログラミング1) レポートに書けても理解できてるとは限らない
8回目は、やり忘れてたFile I/Oに、新しいデータ型 Tuples、そしてツール紹介として Jupyter Notebook を触ってみました。
今日が締切のレポート2は、未提出が1割強。難しいとは思うのだけど、教科書や授業でやった内容ではあるのだよな。そういう意味では「(a)問題の意図を理解していないか、(b)取り組み方が想像できない」のどちらかで詰まってるようです。
(a)は私の問題(設問文の質の問題)であるケースと、書いてるけど読み飛ばしてるケースに分かれてて、後者のケースも少なくなくて。最初は文章の問題が主要因かとも思ってたんですが、そうじゃなくて読んでなかったり、もしくは読んでるだけで咀嚼されてなかったりというケース。具体例を出すと、授業中に何度も「int型オブジェクト」という表現を多用していますが、個別に対応してるとこれが通じない学生がいたりするという。もう8週目なんだけど、まだ共通の辞書が作れてないらしい。いや、「オブジェクトって何?」とかいう話もありそうなんだけど、int や integer でも通じないので、テキスト・授業を理解できてないのだなぁと。身に染みます。
(b)は、この授業の中で達成させたい目標の一つ。「次の一歩が分かる」ように、問題分割して取り組む方法をデモしたり、過程を言葉や文章で表現させたり、リファレンス参照させたりといったことをさせてみてます。まだまだな学生が多いかもですが、一方で頑張ってる学生もいて。元から素養があった、という話だと悲しいですがw それだとしてもそういう思考方法を共有させるためにペアプロを標準導入してる訳で。
ということで、中間地点を過ぎましたが、前途多難だなーという話でした。