(プログラミング1) ペアプロ演習な日
昨日終わった11回目のお話。
前回の「先生役やらせて解説させる」の実習版ということで、11回目は演習だけをやることに。ペアごとに進捗の差が大きいのは仕方ないとして、余裕のある(進展の早い)ペア用に演習8まで用意してたんですが、90分ではどこもそこにはたどり着かなかったらしい。ま、良いか。
進捗確認する限りではこんな分布でした。
- 7.2まで終了: 16人 (約25.8%)
- 7.3まで終了: 12人 (約19.3%), ~7.3まで: 約45.1%
- 7.4まで終了: 7人 (約11.2%), ~7.4まで: 約56.4%
- 7.5まで終了: 17人 (約27.4%), ~7.5まで: 約83.8%
- 7.6まで終了: 2人 (約3.2%), ~7.6まで: 約87.1%
- 7.7まで終了: 4人 (約6.4%), ~7.7まで: 約93.5%
- 7.8まで終了: 4人 (約6.4%), ~7.8まで: 100%
ペア単位での報告ではなく個々人で報告してもらってるからか、奇数になってる報告があるのはやや謎ですが、些細な差ということでひとまず無視。
若干問題なのは、90分時間かけてたにも関わらず7.2までしか逐われなかったペアが45%もいること。ユニットテスト書けという演習なんですが、ここで詰まる学生が物凄く多いらしい。ユニットテストを書くレポートも終えてるのを考えると、ここで詰まりまくるのはちょっととても大分悲しい。ちなみに、いくつか対話に耳を傾けたり質問対応してた限りでは「そもそも書いてあることを読んでない」ケースが多いように感じました。「乱数をどうやってテストするの?予知するの?たまに当たれば良いの?」で悩むという。補足書いてあるのに。。(補足を読んだ上で「範囲内に収まってるってどう書くの??」で詰まるペアもいたけど、この詰まり方は想定内。)
別の詰まり方あるあるは、関数で return 書かずに print させてるケース。何故か実行結果が変数に代入されてないとか、Noneになってる理由がわからないとかで悩みまくるという。うん、1歩ずつ前に進もう。
大きな問題点としては、2回目のペア作成時点での成績からは順位の入れ替わりもそこそこあって、特に「成績とは無関係に自分からはしゃべらない人たち(聞かれたら応える)」同士でのペアがにっちもさっちも進まない状態になってます。何度も指導してみてましたが改善せず。うーん。
ということでそろそろ3回目のペア交換時期かなーと、ペア調整を始めています。残り数回のみですが、考えてることを言葉にして、分からないことは質問できるようになって欲しいのだけど。
レポートとペアプロとで「違う側面を見れてるな」という実感はあるのだけど、やっぱり本来のやり方(経験者にobserverしてもらう)とか、書いたコードを対面でレビューするとかの方が効果は高そうだなー。(対面レビューは少人数の実験ではやってます)