実装方法チュートリアルとクラウド環境を用意した上でコンテスト開催してるらしい

Share on:

応募多数で一時的にクラウド利用は締め切られてるようですが、人工知能技術戦略会議等主催 第1回AIチャレンジコンテストというのが開催されてるらしい。クックパッド提供の画像から料理領域検出するか、料理カテゴリ分類するタスク。

外部データの使用は禁止
  配布する学習データ以外のデータを用いてモデルを学習することは禁止と致します。

APIの使用(Google Cloud Vision API等)は禁止
  ただし、オープンソースの学習済みモデルやライブラリ(tensorflow, chainer, keras, etc)等は使用してよいものとします(ただし商用は禁止)。

このあたりに「コンテスト設定の難しさ」を感じるな。

あれこれコストかけてるのは、それでも利用者が表に出てくれることにメリットが有るとか、目ぼしい人材にリーチできるとか、コンテスト後の環境利用を検討してもらえるとか。開催側にもいろいろメリットが有るんだろうなとは思いますが、うまいこと連携してイベント開催してるところは凄い。

P.S.
DeepAnalyticsのコンテストに限りませんが、誰でも簡単に参加できる競争型イベントあちこちでやってるので、興味があるものがあったら取り敢えず参加してみると良いんじゃないかと。実際、学生だけで参加してるケースはそこかしこにあります。比較的「研究色が強いケース」だと研究室配属してるケースばかりになりがちですが、こういうコンテスト系だとそうじゃない学生でも割りといたりします。参加してみることで得られる気づきや体験があることもそうだし、辞退も簡単だし。機会をどう活かすは皆さん次第です。友人・先輩らとチーム組むのもいいだろうし、先生と相談してみるのも一つの手。大学という場を活用しよう。