(プログラミング1) 最終日コメントへの回答
授業評価とは別に、プログラミング1の最終講義で出欠兼ねて実施したアンケートにて、希望など応答が求められているコメントがいくつかあったので、それらに対する回答です。
Q: 綺麗なコードの書き方などの具体的な説明もして欲しかった。
A1: 初学者向けではないこともあり、変数等の名称程度に留めています。他講義になりますが、例えば3年次の実験では可能な範囲で書き方解説や、コードの読みやすさに関するコメントもしています。
A2: 参考書としてはリーダブルコードをオススメします!
Q: 今後pythonは使いますか?
A1: 使うこともあります。私が把握している範囲では2年次の実験で少し出てくる可能性があるのと、3年次の一部の実験班で使ってるぐらいかな。
A2: 「Pythonの習熟度を深めるべきか?」という質問なら、アンケート後に例示したように「他言語でも良いから目的を持って取り組むことを推奨します。
Q: 実際に何か目に見えるもの(例えばアプリとか)を作ってみたかったです。
A1: iOSアプリ作成なら2年次の必修講義「モデリングと設計(情報工学科時代の科目名なので、知能情報コースでの科目名は変わるかも)」で、作成します。ちなみに、シラバスの「事前学習」という欄に明記されてますが、アプリ作成のためのに使われるSwift言語は独習する必要があります。1年次の今は、独習するための基礎力を学んでもらってる段階ですね。
A2: お試しでiOSアプリ作りたいのであれば、ググると関連ページはいろいろあります。実機でテストしたいのであれば、情報工学科でライセンス持ってたりしますので、當間までメール連絡下さい。
Q: レポート課題で出されるような問題を授業でも解説してほしい。
A: 他の人のレポート&コードを見れるようにしている(普通はそうしない)ということと、遅れて出す人に有利になりすぎないようにという2点で避けていたのですが、悩ましいところですね。一応コード例自体は、最後の授業で告知したように 8/5 以降に公開する予定です。
Q: doctestが苦手です。
A1: 課題レポートで取り組んで貰ったことがありますが、その際に他の学生がどう書いてるかを眺めてみよう。他の人のコード例を眺めるのも勉強になります。
A2: より一般的な情報源としては、以下が参考になるかな。
・公式ドキュメント
・解説記事の例: Python: doctest を書いてみよう、「Python でビンゴゲーム の確率シミュレーションしてみた」で doctest を書いてみた
Q: 教科書が読めなかったので授業についていけなかった
A: 英語教科書を読めるように頑張ろう。辞書(英英辞書をオススメ)使っても良いです。英語だからと避けていると今後も辛いだけです。
Q: まだまだわからないことだらけです。。。
A: 一つずつ潰していくしか無いです!一度や二度で理解できる人は頭のいい人だけなので、今回の授業15週でわからない部分があること自体は構いません。それを放置し続けるのは問題です。調べ方なり勉強の仕方なりを身に付けよう。
Q: 課題として自由にプログラムを作るのも面白いかもしれない
A: はい、それもやる予定です。去年の後期は、最終課題でそうしました。