(book) 教養として身につけたいテクノロジー

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発売直前になってしまいましたが『教養として身につけたいテクノロジー』という本を編集しました。
著者はH2L創業者の玉城絵美先生(@hoimei )。落合陽一先生(@ochyai )に推薦文をお寄せいただきました。
『日本進化論』とも共通する話も多く、合わせて読んでいただけるとおもしろいと思います! pic.twitter.com/o0GiUbEUME

— 尾澤 (@O_Z_W) February 5, 2019

玉城絵美先生による著書「ビジネスに効く! 教養として身につけたいテクノロジー」が出たということで、早速読んでみました。講演もそうですが、とても面白いです。

全体としてはUI(インタフェース)の視点から過去・現在を俯瞰し、現在進行系の実現可能性の高い将来、それとは別にこうあったら良いのではという将来像を示しつつそのために必要なUIに振り返る。単純に「こういうことが可能になる」だけではなく、「そうなるとどういう社会になる?(技術面以外は?)」とその社会全体を俯瞰させるような内容。冒頭の一言を引用すると、次のように述べています。

 目まぐるしく変わる社会で、未来を見通して生き残るためには、AIやビッグデータなど日々現れるテクノロジーのトレンドを追うだけでは十分ではない。
 必要なのは、「インタフェース」に注目することだ。(p.14)

注意しておくと、「インタフェースだけに着目」した本ではなく、「インタフェースを介して何かに着目」した本であるということ。大まかな項目は目次を眺めると良いでしょう。

個人的に感じた、特に凄い点は、1点目に簡潔に書かれている点。文字数驚くほど少ないですが、ネガティブな意味ではなく、本質的なところに焦点を当てて簡潔に書くことに相当な力を入れているであろうから。凄い。

2点目に、著者自身の思い描く夢を皆に見せることで皆を巻き込もうとしている点。アイデアそのものや、考え方が随所に散りばめられてるので、学生さんならこの中の一つ二つを実際にやりたくなるんじゃないかと。

3点目に、技術が及ぼす影響にも触れている点。どういう影響を及ぼすのか検討し、必要に応じてシミュレーションするなど科学的な検証が必要だということを事例も含めて示してくれてるので、読者が今後新しいこと取り組む際にも心の片隅に置いておくことができる。

ということで、学生の皆さんにはオススメの一冊です。後で研究室に置いておくか。