進化計算班1回目終了

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昨日から後期の授業が始まり、今日が3年次向け学生実験「情報工学実験4」の木曜クラス1回目です。進化計算班も木曜クラスということで、1回目が終了しました。

全体的な流れは前に書いた記事を参照してもらうとして、1回目はガイダンス探索/最適化問題/近似解法/客観的評価といったことについてのお勉強。最初の1コマ目(90分)は、座学に近い形でやりつつ説明中に学生へ質問しまくるという形式でやってるので、(同じ質問を複数人に当ててるのでユニーク数は一桁台だと思うけど)累積質問回数は多分20〜30ぐらいなんじゃないかと。週に1回はパス可能ですが、基本的には何かしら答えてもらい、その理由や背景について突っ込んだり解説を加えたりしながらやってます。私自身が質問を楽しんでいるという側面はあるのですが、聞かれる方も聞かれた方が参加する意義を持ちやすいだろうという意図で昔からこの形式は続けています。

2コマ目は、実習上「複数人で同一リポジトリを共有しながら開発を進める」ことが避けられないというかそれを体験させること自体が一つの目的ではあるので、メンバ全員で共用のリポジトリを用意しつつMercurial演習してました。一人一人プロジェクタに移しながら hg clone/edit/commit/push させたり、意図的に衝突起こさせてどうなるかを確認しつつ、衝突解消したり。

一人だけ hg commit がうまくいかなかったのですが、後で聞いたら commit log を記入した後でエディタを一時停止(EmacsならCtrl+z)してたらしい。その場で気づかなかったのが悔やまれるw

リポジトリを共有利用する時にパーミッションとかどうしてるのかという質問が届きましたが、進化計算班では専用アカウントを用意しています。一般的にはauthorized_keysで管理するような気がしますが、そこまではやってない(それに気づいてる学生はやってる、ぐらいだ)な。ググると「Gitosis は、authorized_keys ファイルを管理したりちょっとしたアクセス制御を行ったりするためのスクリプト群」なんていうのもあるらしい。