研究室配属の調整は深夜に及んだ一期生

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お昼は久しぶりに姜先生とデートで、初めてHanta Baruのランチ。特別イベントで夕方にきたことはあるんですが、昼の内容知りませんでした。想像通りややお高めな値段設定で、平日の割には賑わってるあたり、すごい。

午前中は後期初の個別ゼミで、今日は山内くん。先日開催されたKES2013で発表してきた論文がセレクト掲載されたことも手伝って、別のやりたかったテーマにシフト中。キーワード的には良くあるpersonalizationされた情報推薦を狙っているわけですが、具体的なゴールやアプローチについて具体化する作業をここ最近は調べながら差別化をしているというところ。

学生実験終わった後はインターンシップ報告会に顔出しながら内職。比較的「最初は乗り気じゃなかったけど言ってみたら面白かった」という話が多かったか。一般的なインターンシップというかお客様扱いされるだけのものでもやらないよりはやった方がモニタリング範囲が増えるので、やっぱりやってみるべきでしょう。やってみる前から批判してても始まらないから、まずは浸かってみよう

インターンシップ報告会が終わった時点で6時過ぎてたんですが、そこから3年次の年次懇談会だったらしい。TL眺める限りでは研究室配属についての話題が中心らしい。一期生(私や長田先生)の研究室配属では「教員に拒否権的なもの」があって、実際私は一度拒否られましたw(でも、正しい判断だとは思っている)。当時はどう調整するか自体を学生中心に相談し、指導教員の名嘉村先生だけじゃなく、学科外という意味で中間的な立ち位置にいる谷口先生を仲介役として希望する先生と調整してたのだったかな。GPAが導入される前は「どういう風に成績をスコア化するのか/共通を含めるのか/専門科目だけで良いのか/優先度調整するのか」とか突っ込みどころ満載だったので、最終的に調整が終わったのは深夜になってたはず。その後は拒否権的なものは一度も無く、指導教員毎にスコア化の式が調整されるぐらいで終わってたはず。こういう歴史を踏まえて指名制だか拒否権だかみたいな話が復活しているようですが、その理由を想像するに「成績の良し悪しではなく内容への興味で選んで欲しい」あたりかなと(多分)。そう考える極端な例を挙げると「何でこういうことやってるの?」と問われた時に「先生に言われたから」としか答えられない学生がいたりします。参考までに卒業研究のシラバスから達成目標を引用すると以下の通りです。この目標を達成する気が無い(ように見える)学生は、個人的には成績の有無に関わらず敬遠したくなります。教育的指導という意味でそうなるよう仕向ける努力は必要なんだろうけど。

○自ら積極的に考え自ら意欲的に行動することができる(積極性)
○学習研究内容と社会との関係を理解できる(社会性)
○研究内容の紹介や質疑応答における十分なコミュニケーション応力がある(コミュニケーション能力)
○数学等を応用して論理的に思考することができる(論理性)
○柔軟な思考力を有し,情報技術革新に対処できる(柔軟性)
○情報利用技術を自在に使いこなすことができる(実践性)
○現在の技術の限界を理解し,より有効な新しい技術を提案しようとする姿勢がある(創造性)
○専門分野の技術をよく理解し,その適用範囲と有効性を説明することができる(専門性)


データマイニング班の3回目は以下のような中身でした。

事例紹介もやってはいますが、今週までは Python 演習が中心で学生にライブ・コーディングしてもらいながらの指導で、そろそろ一段落ついたという所。まだまだ細かい部分はあるけど、次回からはscikit-learnの演習を通した機械学習へのイントロダクションな予定です。