宮城先生最終講義は格好良さをまざまざと見せつけられた一日
今日は15:30から宮城先生の最終講義で、学科スタッフが1時から会場の掃除&設営&リハーサルやらであれこれ。垂れ幕の漢字間違いは、他にも裏話あったのでこれからずっと突っつかれるネタになるなw
講義の中身はタイトル通りに「リアプノフの安定性/ファジィ理論/意思決定問題」といった主題毎にストーリー仕立てで語ってくれてたのですが、各々に宮城先生自身の思いが込められてて、中でも全てに共通してる部分が「問題に直面したらそれを数学に置き換える。数学には様々なツールがあるし、どういう問題なのかを問いかけやすくなる。その問いかけを通すことで個別の問題だけではなく、応用先が広がる」というような話になってて格好良いことこの上ない。入学者全員に一度聞いて欲しいレベル。録画されてるので少なくとも学科メンバは見れるようにどこかにおいとくと良いのではなかろうか。
話自体に引き込む能力というか、話題毎に関わった切っ掛けや過程、当時の思いと今振り返っての裏話を面白おかしく話してくれてたので、専門的な話題(殆ど噛み砕いてた)について来れなかった人でも最後まで楽しめたんじゃないかと。話す力も大切だなとしみじみ。
宮城先生の講義という点で、個人的な体験談としては学生時代に「システム理論」を受講したぐらいかな? 計算機アーキテクチャか何か必修科目でも受講してたかもしれないけど、専門よりの科目というので思い出せるのがこれ。「システムって何?」とかそもそも考えたことが無かったので、とても楽しかった気がする。そう、このときは楽しかっただけで、それ以上は感じていなかったんだよな。私の問題なのか講義でそこまで深入りできていなかったのかは分かりません。
P.S.
情報工学科主催ということでこちらがホストなんだよね、という気持ちで久しぶりにネクタイしてた(自宅に無かったので昨日買ってきた)のだけど、司会役の名嘉村先生以外はノーマルモードだったのがちょっと以外。いや、私もネクタイしめてただけで頭ぼさぼさな状態だったんですがw(先週末散髪する予定だったんだけどタイミング取れなかったんですよー、と言い訳してみる)