分からないことはまず調べてみる

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デザインスクールが始動ということで、イベントサイトの方に今回のテーマ「子どもの貧困対策」の概要紹介記事を書いてみました。そっちに書いたけど、対象は子どもなんだけど関連する要素が多い(多すぎるともいう)のと、個人的な観測範囲での話は多少できるけどそれはそれで偏ってるしということで基本的には門外漢です。初心者なら初心者なりにまずは調べ学習しようかということで、

  • 沖縄+貧困ぐらいのキーワードで引っかかる比較的新しめの論文を図書館で複写依頼したり。最近はオンラインでやれて楽ちんだ(私が学生だった頃は当然のように手書きだったし、検索のためにも図書館に行く必要があった)。
  • 上記でも出てきますが、Amazonや県内書店の沖縄棚で関連しそうなものをピックアップしたり。

と、一先ず情報収集してみてます。勿論こうして拾える情報には何かしらバイアスがかかってる可能性もありますが、ある程度の量を揃えてそれなりに幅広く読めばそれなりの傾向も見えてくるよねということで、調べ学習の重要さは変わりません。

集めた書籍の一つ、「裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち」を読み始めているのですが、もう、恐い。取材対象の時点で偏ってるというのはあるけれども、半分ぐらいまで目を通した感想としてはとにかく「クソな野郎が多い」。沖縄は若年出産・若年無業率・非正規就業率・離婚率あたりの高さが一つの悲しい特徴ですが、それを生み出してる一要因が野郎にあるのは当然なんだけど、出て来る事例の酷いこと。一方で、そのような野郎(e.g., DV男)を生み出してる背景はなんだろうねとも考えるわけですが、実際問題として何なんだろう。子どもの貧困自体は全国的にも問題視されてるけれども、ここまで沖縄が突出して多い理由はなんぞや?