工学概論の担当分終了

Share on:

工学部1年次の共通科目「工学概論」の担当分(1回)を終えました。

本講義を履修することによって、工学の各分野についての知識、技術、考え方を修得する。将来教職に就いた際に、現代社会における工学分野の役割、意義を生徒に伝えることができるようになることを達成目標とする。

教職向け科目で、工学という幅広い知識に触れて貰うために全7コースの教員によるリレー形式で設計されてます。

私の担当回では「検索エンジンにみる情報処理技術」というタイトルで、世界でもっとも強力な9のアルゴリズムを中心に、背景・関連情報を書籍論文出典付きで解説する形をとっています。出典明示されてたら興味のある生徒はその先にも進めるよね、と。

内容については年度毎の様子を見ながら変えるつもりだったんですが、教職向け科目は「一度決定したシラバスは数年(?)変更してはならない(or変更するにはかなり煩雑な手間がかかる)」らしく、当面、違う分野の話題提供すること自体は無理っぽいです。残念。

P.S.
リレー形式になっている&こちらの調整が不十分で、2017年度(1回目のトライ)の時点では資料提示・配布の仕方や中身の難易度、課題の提出方法等がばらばら。この点については、学生から指摘がとても多かったです。今年度はその辺りについての見直しをした分、良くなってるんじゃないかと思いますが、実際に学生視点からみてどうかは後日にならないとわからないですね。