情報工学科新入生歓迎LT祭りを終えて(真面目な回答編)

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学生主催の情報工学科新入生歓迎LT祭りが終わりました。プレゼン資料もUstream録画もそこにリンクが掲載されていますので、今回来れなかった学生はちらほら眺めてみると良いんじゃないかと。

LT(ライトニング・トーク)というよりは、ライトなトークでお祭り騒ぎという感じでしたが、こういうのもやって見ると良いんじゃない?ということで特にコメントとかせずに「がんばれ〜」と応援だけしてました。お疲れさまでした。>主催者及び関係者の皆さん

テーマがあやふや過ぎて新入生固有の話って実は殆どなかった気もするんですが、それも加味しても初めてこういう場に参加する学生に取っては一つの切っ掛けとしてフラグ建てることが出来たんじゃないかと期待します。

私自身発表依頼が届いて発表する立場になってしまいましたが、ま、たまにはこういうのも良いか。ということでThink, Act and Shareというタイトルで発表したわけですが、発表時間をあまり気にしていなかったこともありスライドの半分ぐらいでタイムアップという体たらく。ごめんなさいw

時間不足過ぎたのでQ&Aでも一言で答えられるネタ回答をして済ませたのですが、真面目な回答は以下のようになります。

Q: 1万時間の話があったが、何か1万時間かけたものは?

A:
 学部生の頃、特に研究室配属前は正直「何となく面白い」ぐらいで真面目に課題やるぐらいの時間しかかけていませんでした。なのでそれ以外の時間はゲーム三昧。
 研究室配属後は文字通り朝から晩まで研究室にいて、土日も研究に打ち込んでいました。あまりにも楽しかったので。ゲームもこの頃からはほとんどやってなく、研究室の先輩から教えてもらった Diablo をたまにやるぐらいしかやってません(でもやってたという話ではある)。
 単純計算すると8hours/1dayぐらいは普通にやってたので、B4の1年間(300日換算)でも2400時間ぐらい。一度4,5ヶ月ぐらい本気で毎日やり続けし過ぎてしまい、居眠り事故やっちゃってからは休日も取るようにしたなぁ(遠い目)。
 このぐらい集中して時間を支払えるのも楽しいと感じるぐらいやり込んだから、B4の間に学外発表3件やってたし、それ以降も年3件ぐらいは普通にやってた。博士号取るまではずっとそんな調子だったので、単純計算すると

2400時間*(B4+M1+M2+D1+D2+D3)=14,400時間

ぐらいで、余裕で1万時間以上注いでますね。研究に打ち込むかどうかは置いといて、そのぐらい時間を支払えるぐらい楽しめるものを探した方が、人生楽しめますよ。

ま、私の発表はお座なり具合は置いとくとして、記事にも書いてた「裏テーマ」として伝えたかったことの下記2点が、学生発表から出てきたので発表前に満足しきってました。

・好きをモチベーションに。(Like by Shou KYUSHIMA)
・就職そのものは目的ではない。やりたいことをやれる場所を探すのが良い。(就職活動って何するの? by Tomonori ARAKAKI)

直接伝えたかったものがこういう言葉というわけではないですが、根っこは似たようなことで「好き」とか「やりたいこと」が無いと人生楽しくないと考える人なんです。私は。こういう「好き」とか「やりたいこと」を通して社会と繋がることで、自然と就職なりに繋がらないと数十年働くなんてやってられないと思うんですよ。少なくとも私は。

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