隣を見渡せるぐらいの距離感が程よいストレス源(刺激)を生み出す

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会場のレイアウトは若干細かいテコ入れをしているものの、基本的には京都版と同様「集中しやすい程度の距離は設けるものの、隣の様子も見れる距離」を保つように配置。盛り上がった瞬間は大きな声になりがちですが、こういうのがあちこちで発生し始めると「会場全体としての統一感や臨場感」をより高い次元で実現しやすくなります。これは一人や2,3グループだけでは味わえない環境でしょう。同じ意味で、動画撮影したとしてもかなり編集しないと「雰囲気」は理解し難いと思います。Ustreamも同様。無いよりはあった方が良いかもしれないけどね、、、ぐらいには情報ロスが少なくないです。

一方で、実際にワークグループに参加している側からすると自グループにおける作業に手一杯で「他のグループを長時間観察する」ということはし難いです。(観察すること自体をタスクにしてれば別ですが、それは例外的な場合でしょう)。この「隣も面白そうなんだけど何やってるんだろう?知りたいけど時間が無い!!」というストレスにもなるのですが、これが適度な度合いに収まるならハングリー精神としてその後の活動にも良い影響を与え、過小/過度だと振り返りにも繋がらない可能性があるのだと思います。程よいさじ加減でストレスを与える環境づくりが大切というお話ですが、まだまだ工夫の余地はあるのでしょう。


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