続・研究室紹介(?)/デザインスクールのような創発の場を観察してマイニングしたい
今週は食事が酷かったので久しぶりにおいしい野菜を食べるべく、晩ご飯はモフモナへ。涙が出る程ウマい。。
研究室紹介では話足りなかったというか、ま、興味のある人だけ読んでくれればぐらいの気持ちで。あと、お試しがてら(自分が美味しく食べたいからなんですが)、今度の日曜日のお昼に研究室/研究話(に限定しないけど)とかしながらお昼食べたい人がいるなら一緒にお昼どう?クエストを発動してみるテスト。
クエスト名: なるとまとおしょくじ
実施日時: 11/16(日), 12時前後(行き先と移動手段により変動。所有物「車」がない場合は徒歩制限付き)
募集〆切: 11/15(土), 23時
参加要件: 今現在研究室配属対象者であること
発動条件: 1名以上10人以下(6名越えるようならピザか何か頼んで大学で食べるか)
達成条件: 食事を楽しむ意気込みをここで轟かせろ!
達成報酬: 低人数でクリア時限定でタダ飯に(話はオマケ)
ということで一人でもいたら何か食べながらお話(?)でも。ゼロなら浮いたお金で美味しいところに行ってきますw
ということで閑話休題。2015年度から取り組んでみたいテーマなお話。資料的にはここの「関連事例集」の「グループワークを観察してマイニングしよう」。
- 18ページ目: グループワークにおけるインタラクションの解明?
- 24ページ目〜25ページ目
シュタゲ動画(のコグニティブ・コンピューティングと呼ばれてるうーぱ)だったり、タチコマだったりといった「複数の人間とのやり取りの中でも(人間から見て)自然なやり取りで様々なサポートをするコンシェルジュだか秘書だかファシリテータだかを、工学的に実現するには何が必要だろうか?」に迫りたい。
その迫り方には「自然言語処理や、音声処理、画像処理、、、、単体の情報を対象としてより精度や質を高める方向」はまだまだ残された余地はあるのだけど、そうではなくて「最初から複数の情報源に跨がって俯瞰することで見えてくるモノがあるんじゃない? もしくはそうしないと【常識】って身につかないんじゃない?」か、と。その例として出したのが井戸端会議にロボットは入れるか。
(NII today読んだ方が早いけど)井戸ロボではどちらかというと発話とジェスチャーに注力している(ように見える)のと、あるアニメについて紹介してもらうとか、科学展示物を説明してもらうとか)の場を対象として知識の伝達を観察することで「どういうインタラクションがどのような役割を担っているのか?」を解明しようとしているらしい。
それに対して、私(NAL研)はデザインスクールのようなグループワークを対象にしたい。この場では互いの意識を擦り合わせるだとかの知識の伝達も勿論必要になるけれども、それ以上に「開始時には誰も持ち得なかった新しい何か」を成果物として算出する場という点が違うのと、それに加えて言葉や身振り手振りだけでは伝え難いものを作図することで表そうとするシーンもある。そのことを踏まえると、ワーク中にやり取りされるインタラクションがよりリッチになっているというか、よりハイコンテキスト(文脈依存度が高い)になっているはずで、そういうのを観察+マイニングできれば「工学的に文脈というものを理解できる」ようになるんじゃないのかなー、と。
そういう単純な話ではないですが、マイニングするためにはどういう情報を付与してやれば良いのか(付与する必要がある情報はどんなものなのか)。その付与を自動化するにはどうしたら良いのか。「付与を自動化できる=文脈を理解できる」なのか。といったことに取り組んでいくことで「NAiveLife」の実現に迫りたいです。人間がやってることのうち、機械化できないものは何か?という問いでもあるのかも。
という話までしたかったな、という日記でした。