2016年の振り返り
年納めとか気にしない人ですが、振り返りはします。大抵は仕事的に年度区切りが大きいのでそのタイミングなんですが、たまには年で振り返ってみよう。
<お仕事@研究関係>
良い意味で研究室外での共同プロジェクト類が多かった。企業さんとの共同研究と、データ解析コンペティションですね。私自身は面白かったのですが、うまいこと研究室メンバ側に伝えきれてないのは私の問題か。特に共同研究の方は実質的な進捗がゼロなので、仮配属生も含めてちょっと考え直そう。
超久しぶりに海外での国際会議@ハンガリーに行きました。どれぐらい久しぶりかというとパスポートが切れてたぐらい(情けない)。自腹だったので懐具合的にはとても悲しいですが、数年に1回は行けるようにしたいかな。
NAL研ゼミ的には共同議事録編集と、画面共有導入してみたか。議事録の方は少しずつ学生書き込みも増えてますが、それ以前の問題として「ゼミに来ない学生」が増えてるのが問題。一人は個別対応しつつあるけど、他はちょっと。
来年度に向けては「進学を除くと卒業・修了予定2人、新たに入ってくる新配属生4名」で、今でも席足りない所に増加2名らしい。ただしそもそも来ない人いるし、一度に全員集合したの見たこと無いので「毎日空いてる席を使う」で良いんじゃないか説。よく来る人は実質的に自分の席になるだろうし、そうじゃないところを使いまわす感じになるんじゃないかな。
振り返りサマリは、今年度は一度もやれず。私自身が忙しかったのもあるけど、いまいち「学生の振り返り」に直結してないというか。次年度やるとしてももう少し工夫が必要そう。
研究室サーバの入れ替えも、そろそろやらないと不味い時期だな。ハード自体は準備してるので、学生次第なんだけど。(入れ替えるとなると卒研ノートの更新も必要か。新しく作り直したい人いるならそれでも良いけど。
複雑研全体ゼミの方はUdacityのDeep Learningを中心に進めることになりました。取り敢えず動かすという点では良かったと思うけど、知識や本質的なところについてはスルーする中身だったのが残念。まだAndrew Ng先生のMachine Learningが良かった説。ただ、こっちはOctaveなんだよな。ゼロから作るDeep Learningも面白そう。
<お仕事@授業関係>
4月から1年次の必修科目プログラミング1、プログラミング2を担当することに。死ぬほど忙しくなりました。
プログラミング授業での一番の目標は「可能な限り細かくフィードバックする」で、前期はそれなりにしたつもりです。レポートでは気になる所全てコメント付けて返したし、質問に来た学生には可能な限り付き合ったし。後期は殆ど時間取れなくてTAあきお先生に任せっぱなしになってますが、お陰で前期に近いぐらいのフィードバックはできてるはず。Slack導入した点は、あまり効果が良くわからず。たまにSlack経由で質問届くことありますが、数カ月に一度ぐらいだし。ただ、質問届いた際にチャットやり取りできる点は互いにメリットあるなと感じています。互いに言葉足らずな所があっても続けやすいよね。
前期と後期とでは課題の質と量が変わりました。前期は「回数少ないけど1回あたりの質・ボリュームが大きい」形になってたのだけど、これだと「(課題のときしかやらない学生も少なくないので)実際に手を動かす回数が少なくなる」という指摘をインパルス先生から頂戴し、後期は細かく課題を出すことに。Jenkinsとかで自動テストするぐらいの課題にしても良さそうなんだけど、今回はそこまでは準備できませんでした。来年度は考えてみよう。(というかそこまでやるならCodingBat、paiza、codeacademy、Progateとかの学習サイトで良いんじゃねという説も)
ペアプロ(後期は3,4人チームも)については、後期に入ってから機能し始めてるかなという気がします。前期との指導上の違いは「組みたい相手を学生自身に決めさせた」ですが、そもそも論としては環境要因の方が大きいかもしれない。具体的には、(1)既に半年以上過ごしてるので相手のことをそれなりに知っている、(2)ペアプロの趣旨も何度も繰り返している、(3)そもそもやる気がない学生は出てこなくなってる、あたり。でも、できれば3年次ぐらいの先輩とペア・プロさせたいなという気持ちはまだあるな。
教える側としての目標はほぼ達成できてるつもりですが、学生に学んで欲しい目標に達してるかはまだまだ怪しい気もします。やる気のある学生向けにスキルマップ的なものを提示してみるか。
大学院のデータマイニング論も今年から。私自身が学生の頃によく合ったパターン「教科書輪読+論文輪読」で進めてみてますが、学生にとって勉強になってるかどうか怪しい気もするな。論文だけにすると厳しいかと思って教科書も加えているのだけど、教科書と論文とのギャップが大きいか。まだ学部の授業で機械学習中心のもがないし、データマイニングというよりは機械学習中心にした方がいいのかな。機械学習中心にするならPython Machine Learning: Unlock Deeper Insights into Machine Learning With This Vital Guide to Cutting-edge Predictive Analyticsが良さげかしら。
<お仕事@その他>
年々、デザインスクールが地域課題に根ざした形になりつつあるのですが、その分学外での調整が増えてきてます。面白いけど、このままだとマンパワー的に辛いか? とはいえ、一番辛いのは学生集めだったりするという。受講後の満足度は高そうに見えてるのだけど、その割にはまだまだ集客力が弱い。その一端は、殆どのタスクを閉じた形でやってるので、いわゆる「関係者」が増えてないことに起因してるよなとは思うんですが、そっち増やす努力もちょっと。もう少ししたら大学講義の方に繋がるはずなので、どうせならそっちに向けて行動したいし。
enPiTの方はこれまでは学生が参加してるなーぐらいの立ち位置だったんですが、来年度からは3年次向けになるということもあって少しずつ何某か関係度合いが強まるはず。ということもあって今回enPiT主催のワークショップに参加してみました。面白かったし、得られたものはあるのですが、enPiT2対策という点では分からずのままか。
<ワタクシゴトはどうなのよ>
年に1回は旅行に行こうと考えてるものの、2015年・2016年と続けて行けず。温泉旅行plz~…
体調の面では、てんかん治療を終えて1年が経過。今のところ軽めの某かがあったぐらいか。ま、何とかなるでしょう。(ならなくても仕方がないで済ませる人なので)
スマートフォン生活がようやく1年を超えました。それまではずっとガラケー。主な用途は電子書籍読みですね。漫画・ラノベも置く場所気にせず買っちゃえるな。ポチりやすいし隙間時間で読みやすいしで最高です。が、それならガラケー+iPadでも良かった説。ソードアート・オンラインを今年になって読み始めてるんですが、人気が出るのも納得。単に笑いたいなら大魔王が倒せないとか。クロックワーク-プラネットも面白いけど、どういうオチが待ってるのかしら。この世界の片隅には映画->原作と読み進めて、改めてまた映画見たくなりました。ちょっと変わったところだと、裏切りのプログラム ハッカー探偵 鹿敷堂桂馬とハンターダークもオススメ。ハンターダークはSAOに近しいものもあるな。世界観は全く違うけど。
あと、初めてインフルエンザをゲット。思ってた以上に苦しくないというか、体感的には風邪と一緒だったので一週間ゆっくりできました。
12月上旬に受診した健康診断の結果が返ってきました。去年までは問題なかったはずの項目がいくつかヤバゲな範疇に。疲れてるからと甘いもの食べ過ぎだというのは身をもって分かってる事実なので、これから減らそう(元に戻そう)。