Japanese
  • 分解して組み立てる

    Jul 19, 2019 プログラミング1 日記

    大辞林で「構造」を検索した時の説明文がこれ。 ① 全体を形づくっている種々の材料による各部分の組み合わせ。作りや仕組み。 「機械の-」 「耐震-」 ② さまざまな要素が相互に関連し合って作り上げている総体。また、各要素の相互関係。 「社会-」 「精神-」 「物質の-」 「文の-」 「汚職の-」 プログラミング1や、赤嶺先生の演習1で何度も出てきているキーワードの一つが構造化。対象をどういう機能に分解できるのかを考え、その機能を一つずつ作り上げていく。 最初から綺麗に分解できるとは限らないので、間違っても良い(後で使わない事になっても良い)からまずは「何かしらの一つの処理を実現する機能」に分解してみて、それを確認するための簡単なテスト …

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  • GPU稼働状況

    Jul 3, 2019 日記 環境構築

    さくらGPUサーバ: [ ざっくり確認 ] 6月に入った辺りから利用希望者が出始めて、お試し的にやった学生や、実際に研究の一環として一度の実行に長時間(1回あたり1週間以上?)要するような利用まで出てきました。GPUの稼働率(GPUと内部メモリ)と、GPUの稼働率とをグラフ化するとこんな感じになりました。 横軸のメモリは、1単位あたり10分。10分刻みでvmstat, nvidia-smiで稼働状況を記録。 縦軸は、稼働率(100%上限)です。 GPUはTesla P100。青い線がGPU稼働率で、オレンジがGPUメモリの稼働率。 CPUは緑色で、E5-2623V3 (3.0GHz, 4C/8H)が16個搭載されてます。これがフル稼 …

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  • テスト駆動開発≒モデルの入出力を明確にして考える

    Jun 28, 2019 プログラミング1 教育 日記

    プログラミング1でユニットテスト(doctest)自体は既にやり終えてましたが、復習も兼ねてもう一度。関数単位での動作確認をしやすくするため、使い方例示のため、といった振り返りをしつつ、今回はテスト駆動開発のお話も。 実際にはいくつかの要素を組み合わせて振り返ってるので、だいぶ時間が。 まずテストを無視してシンプルな関数を書く。 その関数を実行するコードを書いて動作確認。 そのスクリプト1を別ファイル2からimportした時の動作確認。 その理由を確認するためにbreakpoint指定してデバッグ実行。 特殊変数の確認と、これがimport時と直接実行時とで中身が変わっていることを確認。 元のスクリプト1を、__name__で動作変 …

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  • Jupyterが正義という訳でもない

    Jun 27, 2019 データマイニング班 教育 日記 講義/実験

    3年次の学生実験は、教員一人あたり数人〜10数人程度での実施になることが殆どなので、その分細かい指導がしやすくて。データマイニング班前半はこんな感じで、授業寄りの基礎演習をやってて、後半はグループ単位での開発実習をやらせてます。 これも単に「やってて疑問に思う所あったら聞いてね」とか、「たまに見て回る」ではなく、進捗確認を兼ねた作業レビューをしています。ここでいう作業レビューとはペアプロとかモブプロに近いもので、大型モニタに接続して貰った状態で、内容確認しながら作業してもらい、その様子を見て気になる点へアドバイスし、実際に一緒に問題発見してみたり、修正してみたり、場合によってはググり方とか考え方を提示するに留めて考えさせてみたり、と …

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  • Pythonコードのデバッグ(Thonny -> PyCharm -> Thinking)

    Jun 21, 2019 プログラミング1 日記

    例年だと、Thonnyという「初心者向けIDE」を使ったデバッグ実行に、PyCharmでのデバッグ実行(breakpoint, step into, stackframe確認とか)ぐらいで終わってました。それでも前期の間に2回取り上げているという話でもあるけども。 今年はこれに加えて、PyCharmによるデバッグ演習2で、「マニュアル見よう、エラー文解釈しよう、デバッガから得られる情報から推測しよう、処理対象を小さくしよう、最小限のコードで再現してみよう」というデバッグ・シンキングな演習もやってみました。 step intoとか breakpointぐらいの操作は別例でやってます。それでも一回では慣れない部分もあるし、それ以外にも「 …

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  • さくら高火力(GPU)

    Jun 13, 2019 日記 環境構築

    5月末に設定してから、実際に使う人が少しずつ出始めました。現時点でのアカウント保持者は6名で、たまに稼働状況見る限りでは何かしら動いてます。ガンガン使ってください。 topコマンドでCPU稼働状況見る限りではほぼ800%。E5-2623V3なので、これが2つフル稼働。 top - 20:02:51 up 20 days, 6:57, 2 users, load average: 6.63, 6.88, 7.12 Tasks: 238 total, 1 running, 237 sleeping, 0 stopped, 0 zombie %Cpu(s): 47.4 us, 3.1 sy, 0.0 ni, 49.5 id, 0.0 …

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  • 目的の記事にたどり着けるとは限らない(news-ie)

    Jun 12, 2019 日記

    news-ie投稿の公開方法ということで、 ・過去のものはデフォルト非公開。 ・今後はデフォルト公開。 ・閲覧範囲として学科(コース)指定できるように。 なったらしい。 昔々は、NetNewsで情報共有なりしていました。fj漁りしてた頃だな。 今のWordPressのカテゴリーに ura.ie.announe とかあるのは昔の名残りですね。NetNewsからWordPressに移行したタイミングだかでデータ含めて移行してた気もしますが、今遡ると2008年12月18日なので、記事以降まではしてなかったor諦めたのかも。 当時は「すべての科目に一つのニュースカテゴリ」を用意してて、科目毎にそこで周知なり質問相談なりしてました。今でのカテ …

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  • 硬い地盤の上には高く積み立てやすい

    Jun 11, 2019 教育 日記

    卵が先か鶏が先かみたいな話でもあるし、教え方学び方に正解があるわけでもないですが、分からなくなった時に例示は理解の試金石する(手を動かす)のは大きくて。 良く分からない数式が出てきた。 良く分からないコードが出てきた。 良く分からない定義が出てきた。 エトセトラエトセトラ。 何にでも小さな例から始めて、実際に手を動かしてみないと「腑に落ちる」というのは難しい。私も時間の都合でやっちゃうことありますが、「イメージとしてやってることを伝える」のは、あくまでもイメージであってそれ以上ではない。わかりやすそうに書いてる教科書は、取っ掛かりとしては一つの選択肢だけれども、そこで手を動かすことを省略してしまうと、ふわっとしたまますぐ消えてしま …

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  • インターンシップ4日目

    Jun 7, 2019 NAL研議事録 日記

    今日は私が時間取れないということで丸々自習に充ててもらい、最後の時間に今週のサマリをプレゼンして貰いました。 [ 1日目 | 2日目 | 3日目 ] やったところについては大凡咀嚼して貰えているようで、質問にも自分の言葉で返答してくれます。すごい(語彙数) 来週からは遠藤研でのインターンシップなので、楽しんできてください〜。 P.S. やってる最中に気づきましたが、もう少しこっちの学生にタスク割り当ててあげた方が学習の機会提供の面で良かったと反省中。特に今回は高々1週間だったし、1ヶ月だか前には分かっていたので準備する時間は取れたんだよね。皆で何やるか話し合ってそれをサポートする形でやるとか、やりようはあったな。一方で、学生は学生で …

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  • インターンシップ3日目

    Jun 6, 2019 日記

    PC環境周りでのトラブルがあって我慢してもらう部分がありましたが、過学習まで含めた一つのストーリーを触れるところまでやれました。具体的には、 ・最小二乗法と勾配降下法の特徴。(これは動作比較まではしてない) ・線形回帰を最小二乗法で実装。 ・データ例で動作確認。 ・改めてコードを振り返り、これだけからはどんなモデルが裏側にあるか分からないことの確認。(だからアルゴリズム自体の勉強が必要だというお話) ・多項式拡張で線形回帰でも非線形関係を表現できること。 ・一方でモデルの表現能力を向上しすぎると、データセットに過剰適応(過学習)したモデルになりがちなこと。 ・データセットの質と量を改善できるならした方が良い。 ・アルゴリズム側の一つ …

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Technologist, perpetual student, teacher, continual incremental improvement.
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