Japanese
  • FIT2011, day1

    Sep 7, 2011 イベントレポート 学会 日記 研究

    FIT2011の初日が始まりました。 1日目のプログラムはこちら。 FITに参加し始めたのは去年からなんですが、年々全国大会並に参加者が増えてるんじゃなかろうか。一日の構成は「午前中に1セッション、午後に特別講演と1セッション。これらと並行してイベント企画や展示会」となっているのですが、この1セッションあたりの並列度が21個もあって、全体の1割見るのすら無理になってたりします。予稿自体は見れるから良いというのもあるけど、ちょっと広く薄くなり過ぎてないかなー。狭く濃くやるなら研究会に行けよという話ではあるので、そっちにも参加する予定ではありますが。 という訳で、あくまでの私自身が参加したプログラムに関する備忘録になります。 午前中はイ …

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  • 「複雑系科学と応用哲学」沖縄研究会第1回大会, day3

    Aug 31, 2011 イベントレポート 学会 日記 研究

    「複雑系科学と応用哲学」沖縄研究会第1回大会、最終日3日目のメモです。 古典論理〜関連論理周りの話については殆どついていけてなかったのですが、可能世界における矛盾やギャップを埋め合わせるために指標やスターを導入している人らがいる一方で、それらを関連性’→’のみで説明できる(=記述できる)ようにしようとしている人らがいるということは分かりました。 言語進化学の方は、関連学会がとても面白そう。最近は実験検証が増えてきているようですが、それ以上に結果をどう解釈するのが妥当かについての討論が大変そうな印象。獲得できた言語にcompositionalな性質があるからといって、それが自然界にあるものを模写したに過ぎないという観点は目から鱗。環境 …

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  • 「複雑系科学と応用哲学」沖縄研究会第1回大会, day2

    Aug 30, 2011 イベントレポート 学会 日記 研究

    「複雑系科学と応用哲学」沖縄研究会第1回大会、2日目のメモです。 初日もそうでしたが、二日目は初日以上に討論を通しての互いの意識・問題点・アプローチの妥当性といった様々な観点における擦り合わせを中心として進み、結果的には発表者自身も様々な視点を得られているという形になっていました。異分野の専門家同士が本気で討論し合うと、全国大会やシンポジウム、研究会とも違った面白さがありますね。 複雑系科学と哲学の親和性の高さというか、似たような所で困ってるという印象を強く持った一日でした。 また、複雑系工学との違いというか「構成的アプローチ→実環境へのアナロジー」を強烈に問い続けている点は、なるほどという印象。工学的には「実際にそういうモデルで動 …

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  • 「複雑系科学と応用哲学」沖縄研究会第1回大会, day1

    Aug 29, 2011 イベントレポート 学会 日記 研究

    ちょっと変わった組み合わせですが、「複雑系科学と応用哲学」沖縄研究会第1回大会に参加してのメモです。 備忘録としてのメモですが、あくまでも私個人の解釈なので事実誤認も含まれるかもしれません。 なお、発表中にいつでも質疑をする形式だったこともあり、発表タイトルと中身は必ずしも一致してないです。 初日の感想としては、 倫理が形成される要因を、コミュニティへの参加(コミュニケーション可能)という観点から考えるとリソース制約ぐらいしか必須条件じゃないっぽいように感じた。(発表者の主張としては「他者危害の原則」だったけど) そもそも倫理って必須条件なのかが疑問。コミュニティへの参加の仕方も多様化してるし。 自閉症者を異世界に存在する者として捉 …

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  • (論文メモ) Automatically Extracting Polarity-Bearing Topics for Cross-Domain Sentiment Classification / ACL-HLT 2011

    Jun 28, 2011 研究

    ACL-HLT 2011から面白そうな論文5件目。 出典情報: P11-1013: Yulan He; Chenghua Lin; Harith Alani, Automatically Extracting Polarity-Bearing Topics for Cross-Domain Sentiment Classification, ACL-HLT 2011 情報検索(Information Retrieval, IR)における検索対象であるドキュメントを自然言語処理して少しでも意味を汲み取って精度良くマッチングさせるためのアプローチとして「単語極性を考慮」するらしい。 前置き 評判分析と極性判定 アンケート調査 …

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  • (論文メモ) Query Weighting for Ranking Model Adaptation / ACL-HLT 2011

    Jun 27, 2011 研究

    ACL-HLT 2011から面白そうな論文4件目。 出典情報: P11-1012: Peng Cai; Wei Gao; Aoying Zhou; Kam-Fai Wong, Query Weighting for Ranking Model Adaptation, ACL-HLT 2011 Joint Annotation of Search Queriesと同様、ドキュメント検索時にクエリに対して適切なドキュメントを紐付けしようという話らしい。Joint Annotation との違いは、クエリをアノテーションすることで意図を解釈しやすくしようというのではなく、直接クエリを特徴ベクトルとして表現した上で、「既に別の問題領域で学習 …

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  • (論文メモ) Joint Annotation of Search Queries / ACL-HLT 2011

    Jun 24, 2011 研究

    ACL-HLT 2011から面白そうな論文3件目。 面白そうと書きつつ自然言語処理にそれほど詳しくないから誤解してる部分多々ありそうなんだけど。 出典情報: P11-1011: Michael Bendersky; W. Bruce Croft; David A. Smith, Joint Annotation of Search Queries, ACL-HLT 2011 検索エンジンにおいて検索窓に入力される文字列はクエリと呼ばれています。そのクエリをhogehogeしましょうという話らしい。 前置き クエリから意図を読み取るのは難しい! 一般的にクエリは検索対象となるドキュメントと比べて圧倒的に情報量が少ないです。キーワード1 …

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  • (論文メモ) Evaluating the Impact of Coder Errors on Active Learning / ACL-HLT 2011

    Jun 23, 2011 研究

    ACL-HLT 2011 から面白そうな論文2件目。 出典情報: P11-1010: Qixia Jiang; Maosong Sun, Semi-Supervised SimHash for Efficient Document Similarity Search, ACL-HLT 2011 MinHashじゃなくてSimHashなんてものがあったのね。 前置き N次元特徴ベクトルとして表現することで対象間の類似度を求める 機械学習の多くがそうですが、何かを解析しようと思った場合にはその対象をN次元の特徴ベクトルとして表現することが多いです。どのようにベクトル化したら良いのかは腕の見せ所ですが、適切なベクトル化が実現できるなら、後 …

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  • (論文メモ) Evaluating the Impact of Coder Errors on Active Learning / ACL-HLT 2011

    Jun 22, 2011 研究

    「自然言語処理分野で世界最大の国際会議ACL-HLT 2011の論文が公開されました」ということらしいので、Proceedings of the 49th Annual Meeting of the Association for Computational Linguistics: Human Language Technologies (ACL-HLT 2011)から面白そうな論文をリストアップしてみます。 ちら見した感想も書いてありますが、ざっと眺めて気になった点を書いてあるだけなので事実と異なる可能性もあります。気になるなら原本読みましょう。 出典情報: P11-1005: Ines Rehbein; Josef …

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  • 情報推薦/情報抽出に関する研究事例あれこれ

    Apr 12, 2011 NAL研議事録 日記 研究

    学生が情報推薦/情報抽出といったキーワードに興味があるとのことで、先行研究の例として「どういう観点で取り組んだ例があるか」という観点から大雑把にここ最近の口頭発表事例をピックアップしてみました。大雑把にしか目を通してないので誤った見方してるものもあるかもしれませんのでご注意を。あと、アプローチについては基本的に見ていません。手法は目的や目標ができてから関連事例を探せば良いわけで、まずは目的を明確にさせたいので。 多くはFIT2010とNLP2011から。番外編として大規模データマイニングとして面白そうな話をしているhamadakoichiさんの資料もピックアップ。 情報推薦の歴史 嗜好抽出と情報推薦技術 言語処理学会第17回年次大 …

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Technologist, perpetual student, teacher, continual incremental improvement.
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