なるとませんしょ2012
<blockquote><p>
アナタの為?後輩の為?
「一つ前の学年の時に読みたかった本」や、「1つ下の学年に向けて勉強にオススメの本」があれば教えて下さい!
ということなので、研究室配属時の自己紹介の一部として紹介している書籍をベースに、少し追加・整理し直してみました。抜けてる本も多々あるんだろうけど、取りあえず思い出せたものを書いてます。
基本的には入門書/新書ぐらいのレベル(学部1年生でも読めるレベル)が多いです。難しい本は補足するなりしてます。
取りあえず全員読めや!と強気で押したくなるのは処世術・ライフハック的な視点やいろんな考え方/世界観が面白かった本で紹介してる(1)の「大学生のためのリサーチリテラシー入門 研究のための8つの力」。プロジェクト・デザイン1,2あたりの教科書/副読本としてお勧め。
以下、當間主観でカテゴリ分類して紹介しています。
カテゴリ内の順番は、なるべく番号が若い方が読みやすいようにソートしたつもりです。
目次
- 人工知能・人工生命(研究)寄りの読み物で面白かった本
- 情報検索(研究)寄りの読み物で面白かった本
- 自然言語(研究)寄りの読み物で面白かった本
- 人工知能における「常識」常識(研究)寄りの読み物で面白かった本
- 広い意味でのマイニング(データ解析)として面白かった本
- 震災関連
- 設計/技術寄りの読み物で面白かった本
- 生体情報寄りの読み物で面白かった本
- 処世術・ライフハック的な視点やいろんな考え方/世界観が面白かった本
- その他読み物でお勧め。小説関連
- プログラミング関連、その他
人工知能(研究)よりの読み物で面白かった本
- (1) 心はプログラムできるか 人工生命で探る人類最後の謎 (2007)
-
研究室内外で紹介していますが、読み物としても面白く、学生からのウケも良いです。
人工生命の立場から仮説→検証を繰り返して一つ一つ知見を重ねて行く科学的方法論について、多数の事例で紹介しています。
一般の人向けに書かれてるので詳細を知りたい場合には不向きですが、幅広く関連テーマ・課題を眺めてみたい場合に良書。
関連のある読み物としては「ロボットの心―7つの哲学物語 (講談社現代新書) 柴田 正良 (新書 – 2001/12)」もお勧め。こちらは文字通り「読み物」レベルの新書です。 - (2) 複雑系入門―知のフロンティアへの冒険 (1998)
- 私が学生の頃に出会った入門書で流石に古くなってきてますが、複雑系科学/工学に関して幅広く鳥瞰できる書籍としては現時点でも良書。複雑研の全体ゼミでも2010年までは全員に読ませていました。(最近は方針を変更したから輪読させてないというだけの話です)
- (3) ロボットにつけるクスリ – 誤解だらけのコンピュータサイエンス (2000)
- これも古い本なのだけど、人工知能の現状や取り組んでいる課題を一般教養レベルで講義(大学の教養科目として実施)をしていた内容をベースに、その内容を教師学生らの対談型で読み物として書いた本なので、ストーリーを追いやすいです。
- (4) 脳をつくる―ロボット作りから生命を考える (1995)
-
(問1)Aさんの脳を切除し,Bさんの脳を移植する.目覚めた人はAさんかBさんか?
(問2)鳥の脳を切除し,人間の脳を移植する.目覚めた鳥(の世界感)は人間か鳥か?このような問題に対し、ロボット工学な研究者ならではの解釈を当てはめて答えています。
似たような話題が「免疫」の世界でもあります。
例えば上記に近い例で言うとAさんの心臓をBさんに移植すると、Bさんの「免疫系」は異物が混入したと考え拒絶反応を示し始めてしまい単純にはうまくいかないということになります。ここで、人間に取っての自分とは「自分と考える何か(例えば脳)」だと仮定すると、その「自分」にとって「心臓」が無いと生きていけないので取り込んで利用した方が良いに決まっていますが、「免疫系」は異物として排除する方向に動きます。「自分」の意思とは無関係に、「免疫系」が行動してしまいます。ここでの「人間/自分/脳」と「免疫系」は、どちらに主体性があるのでしょう?
こういう話に興味がある人は、多田先生の「免疫の意味論」を読んでみよう。私のバイブル(学生時代の研究の原点)です!皆も自分のバイブル本見つけよう!参考:「脳をつくる」の書評、免疫系のメモ
- (5) 動きが生命をつくる – 生命と意識への構成論的アプローチ (2007)
- 途中までしか読んでないんですが、生命らしさ/意識らしさについて「ダイナミクス」で捉えるというお話。学部1,2年生ぐらいでいきなりこの本を読むのはちょっと難しいかも。
情報検索(研究)よりの読み物で面白かった本
- (1) サーチアーキテクチャ 「さがす」の情報科学 (2007)
- 検索エンジンや様々なWebサイトでの検索といった「電子的に探すという行為」に限定せず、そもそも探すとはどういうことかという視点で多角的に事例を交えて紹介している本。変わった観点から数値データを基に話を進めてて、パラパラ読むぐらいでも楽しいです。
- (2) 検索エンジンはなぜ見つけるのか―知っておきたいウェブ情報検索の基礎知識 (2011)
-
日経BPの同書シリーズ(10年後も通用する基本を身につけよう)はどれも入門書として良書だと思います。
その中の一冊である「検索エンジンのなぜ」では、
・どうやって集めているのか
・どうやって整理しているのか
・どうやって検索しているのか
を中心として具体例を交えながら技術的な工夫を「概観」できるように書かれています。より具体的な手法について調べたい人向けにリファレンス(参考文献)も用意されてるので、興味があるならその先にどんどん進めます。なお、日英問わずでより専門的な書籍としては「Information Retrieval in Practice」をどうぞ。プロファイリング(ユーザの嗜好推定やどういうコミュニティに属しているか、何について話しているのかといった分析)みたいな話に興味があるなら「入門 ソーシャルデータ ―データマイニング、分析、可視化のテクニック」とか。Twitter/Facebookとかいろんな事例が出てきます。 - (3) 集合知イン・アクション (2009)
-
検索エンジン、推薦エンジンを自然言語処理ベースで作り上げる際の一アプローチを基礎から応用レベルまで幅広く取り上げた本。具体的なソースも付いてるぐらい実装寄りの書籍です。手法についての説明は簡易的にしか述べられていない部分もあるため、これを起点に興味のあるものは掘り下げていくための出版点としての書籍。
2009年度にはこれの輪読もやりました。
自然言語(研究)よりの読み物で面白かった本
- (1) 自然言語処理ことはじめ―言葉を覚え会話のできるコンピュータ (2004)
-
自然言語処理への入門書としてのお勧め。形態素解析から始めて意味解析に至るまでを入門的に読める本。読みやすいけど具体的な実現(実装)は、これだけでは無理でしょう。
実装寄りの入門書としては「入門 自然言語処理」がお勧め。 - (2) Rによるテキストマイニング入門 (2008)
- 実装というか演習寄りの入門書。Rを使った環境構築から始まり、口コミ情報の分析/アンケート自由記述文の分析/沖縄観光のアンケート分析といった事例を紹介しつつ学べます。
- (3) テキストマイニングハンドブック (2010)
- 自然言語処理をベースとした分析手法について鳥瞰できる書籍。これだけでは理解困難なテーマも多々あるので、出発点として使おう。
人工知能における「常識」(研究)寄りの読み物で面白かった本
- (1) IBM 奇跡の“ワトソン”プロジェクト: 人工知能はクイズ王の夢をみる (2011)
-
言わずとしれた(よね?)「WATSON」先生を実現するためのプロジェクトとして中の人が書いた書籍。
一般向けに書かれてるので学部1年生でも読めますが、プロジェクトXみたいなノリが嫌いな人には冗長すぎるかもしれない。 - (2) ミンスキー博士の脳の探検 ―常識・感情・自己とは― (2009)
- 上記の本より古い(原書はもっと古い)ですが、人間が普段何気なく実現している機能や側面について事例を上げながら独自の提案を構築していくお話。かなり噛み砕かれた文章なので低学年でも十分読めますし、リファレンスもたっぷり提示されているので必要に応じて関連文献についての詳細についても調べて行くことができます。
- (3) 「ロボットは東大に入れるか」キックオフシンポジウムの紹介+α(PDF資料のpp.40-)
- ロボットに東大合格させよう(センター&2次試験共に合格させよう)というのを目標に掲げたプロジェクト(通称「人工頭脳プロジェクト」)が発足しています。このキックオフシンポジウムに参加してきた(記録1, 記録2)のですが、「常識」という良く分からないものへ科学/工学的に迫ろうという取り組み自体が面白く、学生向けへの紹介資料を作成したのが上記のリンク先にあるPDFになります。PDF内の40ページ移行に関連書籍を當間主観で整理してますので、興味がある人は覗いてみると良いかも。
- (1) データを未来に活かす (2011)
- 数理統計を中心とした話題が多いですが、多方面に渡る「データとの向き合い方」について高校生レベルで理解できるように噛み砕いて紹介されています。統計数理研究所に所属している研究者らへのインタビューを通して「これを実現したい!(データをこう活かしたい!)」という強い動機から、それを実現するためのアプローチとしてどういうことを考え、やってみてどうだったかといった事が書かれています。研究テーマかもしれないし人生の目標かもしれないしそれ以外かもしれないけど、こういう生き方をしているんだという事例という意味でも早い段階で読んでおくことをお勧めします。
- (2) パターン認識と機械学習 理論と現実の妥協点探し -最適化問題と機械学習- (2012/slideshare)
- 書籍「パターン認識と機械学習」へのイントロダクションとして公開されてるスライドです。多次元の特徴空間に対してどう取り組むかという視点で描かれていますが、そもそもの素朴な疑問から出発して理論と現実(イメージしやすい例)を行ったり来たりしながら話を進めてくれるので、データ解析にどう取り組むべきかという一つのアプローチを想像しながら読むことができます。勿論、これで物足りなければ書籍の方に手を出してみると良いでしょう。(書籍自体の難易度は高いです)
- (3) Rによるデータサイエンス-データ解析の基礎から最新手法まで (2007)
-
こちらは具体的に手を動かしながらデータ解析をしてみるという入門書。幅広く浅く多数の手法が出てくるので、手法毎の詳細については知りたい場合には別途調べる必要があります。
続きは英語で良ければ「Data Mining: Practical Machine Learning Tools and Techniques, Third Edition」とか。
広い意味でのマイニング(データ解析)として面白かった本
震災関連
- (1) IT時代の震災と核被害 (2011)
- 震災直後や復興支援段階で「IT」関係者がどう行動したかという一種のドキュメンタリーとしても読める書籍。目次を眺めると分かりますが、グーグル/ヤフー/ツイッター/アマゾン/MITメディアラボ/動画サイト/Ustream/ニコニコ動画/CNN/デマなどなど、ジャンルを問わずいろんな業種の人たちが自発的に行動していった側面に触れることができるだけでなく、今の復興段階だからこそ改めてどうあるべきかを問いかける内容になっています。なお、先ほどのリンク先からグーグルの事例についてはPDFで公開されてたりしますので、まずは読んでみよう。
- (2) 人を助けるすんごい仕組み――ボランティア経験のない僕が、日本最大級の支援組織をどうつくったのか (2012)
- 「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の発起人自身が当時どう考え行動していったかを書き綴った書籍。ITが役立つ部分とITだけではどうにもならない部分をうまく噛み合わせながらコミュニティを効果的に運営していったが、その根底にあるのは研究テーマに根ざしている部分があるから自然に行動することができた。という話です。
- (3) 不自然言語処理 -枠に収まらない「リアルな」言語処理-:7.ANPI_NLP-NLP技術を応用した震災時安否情報確認支援- (2012)
-
これは書籍じゃなくて論文です。
ANPI_NLP(ANPI=安否、NLP=自然言語処理)というプロジェクトが震災後に立ち上がりました。このプロジェクトでは、以下のようなことを目的として主に自然言語処理や情報抽出/データマイニング等に関わる研究者・技術者が集ってボランティアで行った活動の一例です。(ANPI_NLPの活動目的、タスクより抜粋)
現在、東北関東大震災に関して様々なところで種々の情報が飛び交っています。その中でも、特に被災された方々の安否情報は最も重要な情報であり、できるだけ正確な情報を大量に整理する必要があります。しかしながら実際は情報は大量でかつ様々なところに分散して存在しているために探しにくいだけでなく、情報を提供する側と情報を必要とする側で適切に必要な情報を共有できていないと考えられます(例えば、どちらかが人の名前を1文字間違える、平仮名と漢字との違い、ある人の安全が確認されるとその情報は電子的に残されにくい、など)。大きなタスクとしては、楽天技研ではGoogle社のPerson Finderの情報を使わせて頂いており、この情報とTwitterなどから得られる安否確認情報を照合、更新することでPerson Finderの情報を充実させること、が挙げられます。このタスクはできるだけ早く、かつ正確な情報の抽出が社会的に渇望されていると考えられます。(2011/03/16 @kmura)
設計/技術寄りの読み物で面白かった本
- (1) アーキテクチャの生態系 – 情報環境はいかに設計されてきたか (2008)
- 2ch/hatena/nicovideo/mixi/Facebook/Twitterといった様々なオンライン上での交流を支援しているWebサービスを中心に、「アーキテクチャ/設計」という観点から俯瞰的に考察されています。学術的側面とWebサービス的側面、利用客としての側面などが面白く考察されてて、こういったものに興味がある人は必読書。
- (2) ボナンザVS勝負脳―最強将棋ソフトは人間を超えるか (2007)
-
ゲームプログラミング的な人工知能(例えばNPCの行動戦略を学習させたいとか)に興味がある人は必読。人間(ここでは将棋のプロとか)の知識を人手で体系化→実装するアプローチに対し、コンピュータ的なアプローチ(多数の事例を集めて機械学習→全探索)が勝ったという話。読みやすいですが、新書レベルの内容なので具体的なアルゴリズム等の詳細については実際に関連論文を探して読む必要があります。
参考:書評
- (3) ウェブ国産力 – 日の丸ITが世界を制す (2008)
- 2008年時点での話になりますが、ここ最近の www 周りの技術を踏まえた上で、大学/企業らでどのような動きが出始めているか、どのようなモノが求められているかを示している本。
- (4) 600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (2009)
-
Webサービスを提供するにあたり、ほげほげ考えて行動したらこうなった、という cookpad.com の成り立ちを垣間みれる本。IT系の新書ですが、何のためにITを使うの?という点で読むことを勧めるという意味でここで紹介しています。
参考:書評
- (5) Googleを支える技術 – 巨大システムの内側の世界 (2008)
-
途中まで読んで他の人に貸している状態だったりしますが、検索エンジンとしての精度向上の話と、実用システムとしての性能向上のバランスを取りながら Google がどのように工夫し続けているかを「それらしく推測」した話。
こっち方面(大規模サーバ)に興味があるなら、最近だと「Mobageを支える技術 ~ソーシャルゲームの舞台裏~ (2012)」も良さそうです。
生体情報寄りの読み物で面白かった本
- (1) 単純な脳、複雑な「私」 (2009)
-
脳科学に関する基本的知識から最新の話題までを、高校生向けに授業した際の内容を書き起こした本。これだけじゃなく、池谷先生の本は「続きが気になって読み続けてしまう」タイプのものばかり!
こういう方面に興味がある人なら「Mind Hacks ―実験で知る脳と心のシステム」もお勧め。
どちらも解説&簡易実験で確認するという形で読みやすいです。 - (2) 赤ちゃんは世界をどう見ているのか (2006)
- 人間の持つ不思議な能力に関し、先天的に持つものなのか学習によりはぐくまれるものなのかといった視点や、心理学の立場から得られた知見について一般向けに書かれた書籍。何がどこまで実験的に分かっているのか、分かりつつあるのかといったことがちりばめられています。人工知能/知能ロボットあたりでの一つの目標「赤ちゃんロボットを作りたい」という人なら読んでおくべき。
- (3) ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (2009)
-
赤ちゃんは世界をどう見ているのかの続きとして読むと、楽しめる一品。
複雑系的思考がブレイクスルーを生んだ事例としても、割と最近の脳神経細胞周りでどういうことが明らかになりつつあるのか、どういった仮説があるのかといった事を読める本。
処世術・ライフハック的な Tips やいろんな考え方/世界観が面白かった本
- (1) 大学生のためのリサーチリテラシー入門 研究のための8つの力 (2011)
-
目次を眺めると分かりますが、タイトルになってる8つの力は「聞く力/課題発見力/情報収集力/情報整理力/読解力/執筆力/データ分析力/プレゼンテーション力」が挙げられていて、具体例を交えながら指南されています。今どういう本使ってるか分からないですが、講義「プロジェクト・デザイン1, 2」の教科書にすると良いんじゃないかなと思える本です。
この本の中でも紹介されていますが、一応この本よりも優しく書かれた本としては「大学基礎講座 改増版」。逆により抽象的な立場で書かれた本としては「大学生の学び・入門」があって、その中間を意識して書かれた書籍らしい。また、物事を複眼的に捉える「知的複眼思考法」も強く意識していると紹介されていますが、そういう多面的/複眼的に考えるということについて触れてみたい人はこちらも手に取ってみると良いでしょう。
イレギュラーな本として、「サはサイエンスのサ」もニュースが伝えている一側面とそれらの裏側や深い調査に基づいた解釈や独自の考えなどを書かれていて、調査の仕方や疑問へのぶつかり方、論拠の提示から考察への繋がり等を面白く読める本です。ちなみに、勉強の仕方という点では「学習パターン (Learning Patterns)」も参考になるかと。同じパターン・ランゲージの例としては「プレゼンテーション・パターン (Presentation Patterns)」もあります。
- (2) 「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方 (2007)
-
「聞きたい話 (y11)」という話が出て、河野先生の話を聞く会があったようです。
広い意味でいろんな先輩の話を聞いてみたいということだと理解しているのですが、そういう点でこの書籍も一例になるかと。そんな中、彼の胸のなかの疑問は、どんどん大きくなっていく。
「自分は本当は何をしたかったんだろう」と。こう思ってる人は、一つの例として読んでみよう。
ちなみに「二十歳のころ―立花ゼミ『調べて書く』共同製作」(いろんな人の「二十歳のころ」どうだったかが分野問わず紹介されてます)なんていう本もあるらしい。
- (3) 理系大学院留学 – アメリカで実現する研究者への道 (2010)
-
斜め読みしかしてませんが、海外大学院への入学等を検討してる人は一側面として知ってると良さそうな話がちらほらありました。いろんな進路があるんだよ、という参考に。私自身1年間米国留学した口だし。
研究繋がりで、言語処理学会の一イベントとして「自然言語処理における企業と大学と学生の関係」について3者の立場からの主張&討論がありました。その様子をブログにまとめています。また、情報工学科新入生歓迎LT祭りで話したこともその流れで紹介したものです。 - (4) ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (2007)
-
既に5年前の本という意味で古い気もしますが、「ロールモデルを見つけよう/Vantage point に立とう」とか今でも同じことが言えるTipsが紹介されています。
参考:書評
- スノウ・クラッシュ(近未来アメリカが舞台ですが、冒頭数十ページはずっとピザの話ですw 仮想世界で出てくる書司さん(プログラム)みたいなの作りたいなー。)
- アイの物語(純粋にSFとして面白い!)
- 時砂の王(同上!)
- パプリカ(同上!)
- BRAIN VALLEY(比較的たんたんと話が進むので人によっては好みが分かれるかも)
その他読み物でお勧め。小説関連(順不同)
プログラミング関連、その他
Tags: 選書