(卒業研究中間発表) web質疑や口頭発表を通して得た事を次に活かすために記録を残す

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(私は参加してないけど)お疲れ様でした>口頭発表参加者各位

卒研の中間発表は、予稿提出&(希望者による)口頭発表が終わって残す所は質疑応答のみ。参加を通して感じたこと、考えたことは記録として残そう。箇条書きでも日記でも図でも何でも良いので、その時々のできごとを残す(=見える化)ようにすると、後で振り返りやすくなります。言語化の練習にもなります。特に一人での出来事じゃないものは再現するコストが高いことが多いので、こういうイベントものはなるべく残す癖をつけよう。

一方で残すためにはコストがかかることも事実。コストに見合った効果が見込めないなら残す必要ないんだけど、何をどのようにどのぐらいのコストかけて残すかの判断を自分でできるようになるためにも、まずは残すという作業をすることが大事。プログラミングにしろ数学にしろ論文書きにしろ、なんでも「まずはつかる」のがお作法。これは学習パターンの例ですが、どんなものでも結局はそれなりの時間を割り当てないと質は高まりません(量は質を生む)。自分の人生は有限なので、何に時間を割くのかを意識して行動してみよう。人生の目標を見つけよう。自分のバイブルを見つけよう。

記録を残すことで振り返りやすくなる(=ハックしやすくなる)というのは前にも書きましたが、そこで紹介したプレゼンテーション・パターンはその名の通り「プレゼンテーション」にまつわる様々な視点や方法がまとめられています。今回の発表を改善する際の参考になると思いますので、一度は眺めてみる事をお勧めします。複雑研では全体ゼミこんな風に使ってみたけど、やらなかった場合とでどのぐらい差があるかは良く分からず。少なくとも、発表資料/発表/質疑応答などについていろんな視点から良し悪しを取り上げて互いに評価することができたので、やる勝ちはあったと思っています。ただ、もう少しやり方工夫しないと批判自体が目的化されそうなので、来年度は少しやり方を変更する予定。これも記録が残っているからこそ振り返られるわけで。

P.S.
質疑応答最終日にまとめて回答しようとしている学生が多いっぽいですが、通常質疑応答は1回のやり取りで終わるとは限らないので、なるべく早め早めに回答した方が良いですよ〜。