Archive for the ‘日記’ Category

(公式な)遠隔授業1回目

金曜日, 4月 24th, 2020

4/22までは調整期間という位置づけだったので、これまでは環境・資料作りしたり、Teams/Zoom演習をしたりしてました。試した範囲では授業中は「Zoom + Mattermost + Google Drive (Documents)」でやり、サポート的にメール使うぐらいが良い感じ。喋ってる間にも疑問に思ったことは自由に Mattermost に書いてもらって、その間は随時TAがサポート。大きな問題もなく、かつ授業後のアンケートみる姜切りでは丁寧にフォローできていたんじゃないかな。

ついでに、今回の新入生は友人づくりする時間もなく「授業開始延期=>遠隔授業のみ」というコンボを食らっているので、ほぼほぼ見知らぬ同士状態。これは不味かろうということで少人数グループのZoomミーティング立ち上げてもらって自己紹介+雑談でグループ構築もやって貰いました。こちらもアンケート上は9割以上が前向き解釈してくれてるな。かつ、授業後の質問対応で学生側にホスト立ち上げてもらってやり取りするというのもスムーズにやれたので、良かった。

そんなこんなで遠隔授業にも良い点あるんだから前向きに取り組まないと。やれる範囲でいいから、少しずつそのやれる範囲を増やしていければ。

入校禁止

木曜日, 4月 23rd, 2020

沖縄県の緊急事態措置を受けて4/25〜5/6は入校禁止という判断を下したようです。その前までは制限レベルが低くて、PC・ネットワーク環境無い人向けに管理付きで教室開放するという予定だったのですが、これがNGになった形。

じゃ、その緊急事態措置では何を述べてるのかと見てみると、「これ以上の感染拡大を防ぐため、特措法に基づき遊興施設等、大学・学習塾等、運動・遊技施設、劇場等、集会・展示施設、商業施設、文教施設に対し、使用停止を要請するとともに、イベント開催についても自粛を要請します。」ぐらいのことしか書いてなくて、大学を使用停止すると何故感染拡大を防げるのかが良くわからない。

「密状態で授業するな」は分かります。そうじゃなくて、如何なる条件下だろうと教室使うな、という主張が理解できない。「管理付き教室開放」は、そもそも教室換気しまくるし、当然人数も制限付き。これで駄目というのは理解に苦しむのですが、「使用停止」で何を達成できるのだろう。大学にいない人はそこ以外にいる訳で。そもそもが外出だって密状態避ければ問題ないでしょう。そこまで気にするなら排気ガスでも気にしたらと思うが、、。

対面(一斉)授業の良し悪し

水曜日, 4月 22nd, 2020

「対面指導」崩さぬ文科省 オンライン授業に壁
中高生の8割超、今後も「オンライン授業続けたい」 休校をきっかけに初めてオンライン授業を利用した中高生は半数以上

どっちの思惑も分からなくは無いんですが。対面授業のメリットは、半強制的にペースを調整できることで、その反対にそれがデメリットでもあって。理解が早い人にとっては退屈になりがちだし、逆に遅い人にとっては早すぎてついていけない。教科書読めばいいじゃんという話になりますが、教科書で不十分な場所を補足するというやり方なら授業なりその補足はあった方がベター。ただしそれを「一斉」にやる必要は全くなく、一斉にするとまた同じ利点欠点が出てくる訳で。

ということで、可能な限り補足なりも個々人のペースでやれるようなコンテンツとして準備してあげる(=非同期OK)ことがベターだろうなと。理解して前に進みやすくなる(はず)なので、やる気があるなら落ちこぼれにくい。その逆に非同期の大きなデメリットは「やる気がない学生は今まで以上に溢れやすくなる」なんだよな。また、他の人のペースが「アウトプット」ぐらいしか見えないので、「いつの間にか相手の進み具合に驚いて、もう自分では追いつけない」と勘違いしやすくなるとかもありそう。Twitterで「上手い人の絵ばかり流れてると自分の手は動かさなくなる」みたいな。それでも手を動かすことが重要だし、それを伝えることや、そうなるよう指導することが一つの教育だろうとも思うのだけど、「遠隔や非同期**だけ**」だとそのあたりのサポートがな。

何でも100%目指すものじゃないとも思うし、個人的には大学きてるぐらいなんだからやる気ぐらい自分で出せよとも思うんですが。質問相談には可能な限り乗ります。今でも24時過ぎても対応してることあるし(ブラックだ!)

物理的制約がないという利点

月曜日, 4月 20th, 2020

1回目は私担当だったこともあり、複雑研全体ゼミを試しにオープン(ZoomミーティングURL公開&待機室なし)にやってみました。荒らす人いないなら何の問題もないですね。部屋とかの物理的制約がなくなるのはとても良い。物理部屋専有時間の問題がないし、画面の見やすさ、声の聞きやすさも実空間より良いんじゃないか説。と良い点あるのでそれはそれで享受しましょう。

研究室とか、何かしら溜まり場としてDiscordなるものを使ってるケースがあるらしい。いちいち「何時から何時まで」とか決めるというよりも、MMORPGとかでいうところのギルドとか「その場」というのがあるような感じで使うには良さそう。

大混乱(してるのだろうな)

金曜日, 4月 17th, 2020

・大学公式のメール。
・知能情報コースのメール。
・教務情報システム経由のメッセージ、シラバス。
・webclass。
・Mattermost。

メール関係は転送で一つにまとめられるにしても、それでもまだチェックせざるを得ない項目が多い。

あたりで複数教員から個人宛にあれやこれやと通知が届いてて。それを整理する機会とかは特に用意せず、応答ない学生に対して「読んでる?」と電話確認することで習慣づけを図ってて。

こんな環境だと新入生まじで大変だよな。ということでなるべく相談には対応してみてるんですが、その「相談しよう」とする気持ちすら薄れていくのが、怖いな。

4/23以降の授業は原則遠隔授業

水曜日, 4月 15th, 2020

学生の皆さんへ(遠隔授業を受けるにあたって)
が今日告知されました。詳細は確認して貰うとして、掻い摘んでみるとこんな感じ。

・学部及び大学院の講義等を原則、遠隔で実施。
・義を受講できる学生は大学へは来校せず,自宅で遠隔授業を受講。
・デバイスを準備できない,ネット環境が準備できないという学生に対しては,大学のPC教室やWi-Fiを利用できる教室の開放を予定。

共通教育も専門科目も全て一律の対応です。元々終わりがまだ見えないから、いずれにしても対面を最小限に留める形で教育機会を提供する方法を模索せざるを得ないですね。MOOCsみたいなのもいいし、大学契約のWebClassやTeamsでも良いし。Zoom + Mattermost とか、何ならYouTubeライブ配信+チャットとかもありか。動画が必要なのかはさておき、メディアによって特性あるから使い分ければ良し。

今の所、授業は自習しやすく十分説明加えた資料と課題の準備をメインとしつつ、ポイントを抑えるぐらいの気持ちでTeams。後は相談対応と課題レビューを想定。Teamsでどんな感じになるか新入生に試してみないと。

Teams vs Zoom

火曜日, 4月 14th, 2020

Zoomに続いてTeamsでの練習。Zoomは無料アカウントなので今の特別期間過ぎると40分制限かかるのに対し、Office365なら大学契約なので在学生なら誰でも使える。Zoom有料にするのも手だし、そうすると卒業生・学外者含めて参加する分には使えるのはメリット。そのために月2k出すかは微妙。授業用途なら自腹/個人経費から出すのはおかしいし。ゼミ用途で考えるなら出すのはありなんだけど、今の所Teamsがベターかなぁ。

今日Teams使ってみた感じだと、やっぱり良し悪しあって。良いところは、会議チャットがそのまま残るし、会議終了後も続けられる点。後、チーム入った後で会議立ち上げた後でチーム内ユーザを招待しやすそうな点も良い。ただこれは少人数だからしやすいのであって、60人とかの規模だと個別に招待するよりは、会議URL送る方が楽。

というように少人数会議な使い方ならほぼ問題なさそう。授業的に使おうとすると、そもそも学生登録がバッチ処理できなくて一人ずつ登録することに。登録漏れ確認しようとすると、名前順にソートされてて。アカウント確認させてください(みれなくはないけどそれでソートできない)。チームへの招待URLを用意することもできるのだけど、うーん。

あと細かい点としては、参加者のカメラ・マイクをデフォルトでOFFにする設定が無さそうな点。毎回参加者が設定する必要があるのか、一度設定したら同じチームで設定引き継がれるかまでは確認していないけど、ホスト側で設定できないのは不便。

上記のバッチ処理とデフォルト設定以外は、Zoomの方が使いやすい。

プレゼミ/Zoom

月曜日, 4月 13th, 2020

ドキュメント+チャットでのプレプレゼミはやってたのですが、今日はZoomでやってみました。使い方練習+ゼミの進め方、研究テーマ紹介、院生の研究計画確認ぐらいでそれぞれ軽くやるぐらいの予定でしたが結果的には2.5時間の長丁場に。集中続く分には問題なくやれますね。

zoomゼミで気になったのは以下の通り。

・ハードスペック的に古いPCだと、Zoom以外ほぼアプリ起動させてない最小限の状態でも動作が怪しい。一人は画面視聴もできず、音声だけがやりとりできるという状態に。本当にハードの問題なら、PC更新しかないな。

・Zoomチャットは、途中から参加したり、一度抜けてから入室し直すと過去ログが見れない。ログ保存機能あるけど、入室前の見れないならSlack/Mattermostで専用チャンネル用意する方が良さそうな気がする。

・相手の顔は、なくても問題なさげ。私は相槌打つとか含めてONにしとくけど、学生側は切っても良いな。学生側デフォルトでカメラOFFにするには、スケジュール作成するしか無いのかな。

・学生側から質問等ある場合には、チャットで直接書くか何かしらフラグを立ててもらって、それを教員側が司会者的に拾う形がスムーズっぽい。

・画面共有するとデフォルトで全画面になるけど、これはウィンドウ表示にできることは伝えないとな。

・プログラミングとかPC操作しながら見ることを想定すると、ウィンドウ表示でやや小さくしてるはずなので、提示資料の文字サイズに注意が必要。

・記録でmp4保存できるので、これで授業記録&配信にも使えるのは良い。復習もしやすくなるだろうし。だけどそれを個人ベースでどこかで保存配信するのは管理的に面倒。どうしようかなー。

原則として来るな(だけど呼び出すぞ)

金曜日, 4月 10th, 2020

年度明けに集中しがちなのかな、奨学金関連の周知がちらほらあって。大抵は押印が必要で。一度ぐらいならまだ良いかなと思うのだけど、

 ・募集元:受付締め切りは1ヶ月ぐらい先。
 ・大学:その前に全学での調整したい。
 ・学部:更にその前に学部での調整したい。
 ・学生:だけど県外から来てたり、諸々の都合で一度に書類揃わない。
 ・学部:少しずつ出せる分出して。その都度状況確認させて。

みたいな話になってて、それなりに配慮して貰えているのだけど結果的に何度も学生往復させているのは元の木阿弥というか。こうならないように、そもそも今の状況なんだからと先方に締め切りをずらしてもらえないか確認してみてとも伝えてみたのですが、変わらなかったのか、確認もしていないのか今のところ締め切り変更なし。

ううーん。

授業開始延期が予定通り2週間で終わるとは限らない

木曜日, 4月 9th, 2020

沖縄県新型コロナウイルス感染症対策本部会議における玉城知事のコメント(4/8)を鑑みて、
 ・1ヶ月は延ばすべきじゃないか。
 ・そもそも密集できないことを想定して準備すべきでは。
という話があちこちで。

多分、現実的な落とし所は
 ・落ち着きつつある頃(2〜4週間後)から、遠隔参加できる人は自由な場所から。
  環境ない人だけ教室に。
 ・大学のLMS(webclass)、Teams/Zoom/チャット等各種リモート対応。
 ・インタラクティブなやり取りはやれる範囲で。
みたいな形になるのかな。

この機会にTeamsでまとめてしまうのも手な気が。特に大学院授業だとうち以外の学生が受講してくることあるので、一箇所にまとめるならそこがやりやすそうなんだよな。

どうするかなー。